若い頃に心に抱いたこころざしが今もくすぶっている。
人は皆、青春の頃には夢を抱く。
はかない思いだが。
私の場合は、
社会を変えたいという思い。
今ふうに言えば、
努力する人が正当に報われる社会に変える。
努力すらできない人もいる。
機会は平等ではない。
幼児から虐待されて育てば、こころが正常に発育しない。
また、
努力しようとしても、他の人が察するほどの結果を
出せない人もいる。
努力の多くは空回りするものだ。
努力の仕方が間違っていることもある。
努力といいながら、
自分を壊している場合さえもある。
努力は誰にもできるものではない。
私も吃音に苦しんだが、
吃音は普通、努力しても無駄。
かえって、余計に落ち込むだけ。
つづく