ブログを眺めていたら、

馴染みの映画「人生ここにあり」イタリア映画(2008年)のことが書いてあった。

 

精神病院に入院していた患者たちが、

病院から出て、街中で共同生活して自活する、

実話をもとにしたストーリー。

 

「やればできる」が合言葉。

 

こころの病に苦しむ人たち、

あるいは、

様々な身体障害者、知的障害者、

発達障害(吃音も含む)の人々、

痴呆症や難病の人々、

そういう人々が沢山暮らす街というのは、

とても魅力的なまちになると思う。

 

勿論、ボランティアも沢山必要になるかもしれない。

医療や介護や福祉のコストはどうだろうか。

健常者が大多数という普通の市町村に比べて、

際立って大きくなるだろうか。

 

私は、むしろ、

コストは小さくなるような気がする。

 

健常者の世界は、

効率やお金や競争中心の価値観。

非常に偏った尺度。

一見便利だけど、使っていると不幸になるシステム。

 

それに比べて、

手間はかかるが、

満足や幸せになれるまちになると思う。

 

多分、そういうまちには、

才能ある人が集まってくるので、

生産性も高くなるかもしれない。