考えると覚えるは違う、

というブログを見て、

私も違いを考察してみようと思う。

 

私が考えることを始めたのは、

たぶん、小学校の高学年からだと思う。

 

この世の中、疑問なことばかり。

例えば、私は運動が苦手だけど、

何故、鉄棒の前まわりをしなくてはいけないのか。

私は算数が得意だけど、

クラスで一番最初に問題を解けたからと言って、

それが自慢になるだろうか。

私は努力などしていないから。褒められる理由がない。

 

万引きは何故、いけないのか。

吃音者はどうしてどもるのか。

 

私が小6の時、校庭で、皆が見ている中で、

小5の生徒がナイフで同級生を刺して、殺した。

殺人事件。

全校の生徒・先生は知っていた。

 

しかし、その後、

この事件については、

校長を初めとして、

先生方も父兄も誰も、

何も言わなくなった。

まるで、事件がなかったかのように。

 

この世界は不思議なことばかり。

 

私は先生のお気に入りグループに入っていたから、

休みには、旅行に連れて行ってもらえる。

先生の自宅の裏山で、好きなほど水晶採集もできた。

先生が学校の宿直の夜は、

夜10時くらいまで、校内をかけっこしたり、

夜のプールで泳いだり、

お菓子を食べたりと、

遊び放題。

私たちだけの特別扱い。

何故だ。

 

同じ悪いことをしても、

ある生徒は叱られない。

別の生徒はこっぴどくどやされる。

何故だろう。

 

小学高学年の私には分からないことばかり。

 

つづく