ブログを眺めていたら、

中学教師の過労による自殺というのがあった。

 

自殺する人は、

深刻に悩みぬいているから、

表情や態度や言葉にも出てくると

普通の人は考えている。

 

実際、悩みをもつ人は、

外には出さない。

何でも話せる親しい友人くらいには、

ちょっともらすことがあるかもしれないが。

 

精神的にタフな人の場合、

この程度の問題は、大したことないと思い、

苦しさをおさえて、どこまでも行こうとする。

すると、どこかで、

バランスが壊れる。

どんなにタフであっても、

生身の人はもろい。

 

逃げるしかないのだが、

真面目な人は、

それを卑怯、弱さと感じるのだろう。

 

自殺する人のサインは、

親近者でも分からない。

 

多分、本人も、

まだ大丈夫と思っているはずだ。

 

学校教育で自殺者を出さないためにも、

教師には、ゆとりが必要。

生徒には、仲間の支えが必要だ。

 

学校の教師が多忙では、

生徒の心身の不調に気付くこともできない。