生活保護について調べていると、

私の友人を思い出した。

 

高校時代は同じクラス。

彼は優等生、私は劣等生。

 

彼は大卒後、大企業の研究職。

結婚後、家族同伴でケンブリッジで数年研究生活。

ホーキング氏を時々大学で見かけていたと。

 

帰国して、チームリーダーとなったが、

成果が出せなく、アル中になっていった。

 

結局、退職して、それからは、

転職するたびに企業のレベルが下がり。

実家に戻り、家庭内暴力が原因で離婚され。

離婚後は子供3名とも絶縁された。

しばらくは、学術論文の翻訳で生活していた。

お金が入れば、すべてアルコールへ。

 

最後に身体を壊して入院。

それから生保となる。

 

プライドが異常に高く。

友達はいない。

私も付き合いをやめて20年近くになる。

 

20年前の生保の時、

福祉課の担当者がお金を一度に渡すと、

全部アルコールに使うので、

何度かに分けて渡していた。

 

企業年金が出る年齢になって、

生保から外れたと、うわさに聞いたが、

その後は分からない。