午前中に市長への提言を出し、ひと安心。
「子どもの貧困の実態調査と支援の地域ネットワークづくり」
というテーマで約3500字。
約1週間かかった。
子どもが狙われる悲惨な事件が時々あります。
警察庁によると、2015年、深夜に補導された子供は
約43万人(件数だと思う)。大都会が多い。
東京都が2011年にまとめた児童養護施設などから
社会に出た人の調査では、
最初の就職先で3年以上働いているのは約3割、
一年以内に辞めているのが約4割。
その後、不安定な暮しをしている可能性が大きい。
文部科学省が2013年までの3年間に自殺した
小中高生を約500名、家庭環境について調べた結果、
保護者との不和が9.9%。
保護者の離婚が6.5%。
経済的困難が4.6%。
理由の3番目だった。
貧困は虐待やネグレクトにつながりやすい。
厚生労働省によると、2015年度、
福祉事務所のある全国の901自治体のうち、
無料学習塾や放課後の居場所作りに
取り組む自治体は33%。
多くは学校施設を利用する、非定期(定期試験前とか)のもので、
学校外で常設して開いているものは少ないようだ。
現在、中学で就学援助を受けている子どもは
全国平均で15%(生活保護を含む)
だいたい、15%の子どもが貧困レベルにあると考えられる。