ここ数日は子どもの貧困問題で
市長への提言を書いている。
久しぶりの公的文章。
調べる項目が多くて、手間取ってしまった。
昔、朝日の論壇へ出したことがあるが、
採用されなかった。(そう簡単に採用されません)
今年は中国新聞の短編文学賞に応募したが、
当然、ダメだった。
小説は書いたことがない、ほとんど初めて、当たり前。
お蔭で、句読点など、初歩から少し勉強した。
70代になっても文が書ければいいがと、
願っている。ボケ予防になる。
市長への提言を出したあとは、
同級生への手紙書きがある。
(数名に出す予定)
今、読んでいる本は、
「親の離婚と子ども」宮崎昭夫著 海鳥社(2014年)
日本では毎年20万人以上の子どもが親の離婚を経験。
しかし、日本では離婚後の子どもたちを
支援する仕組みがほぼない。
例えば、欧米では、離婚時に、
子どもへの影響や、離婚にともなう親の権利や義務、
離婚後の元配偶者との関係のあり方などに関する
教育プログラムに参加されることを求められる。とあった。
日本ではこういう制度はない。
アメリカでは、親の離婚が子どもに与える影響についての
調査や研究が盛んで、身体面の比較で、
離婚群の子どもたちの健康度が低い、
例えば、糖尿病は40%、非離婚群は17%と著しい差。
アメリカでは、60家族、131人の子どもと親を対象にして
25年間も継続して調査した研究がある。
その研究によれば、
離婚についての世間の幻想がある。という。
一つ、親が幸せになれば、子どももそうなる。
二つ、子どもの立ち直りは早い、
傷ついても一時的。
それらは、嘘であると指摘している。