私は40歳から60歳までボランティア中心の生活。
何とか生活できたのは運が良かったから。
どうせやるなら、
市会議員に挑戦するかと、思ったことも。
しかし、今では挑戦しなくて良かったと思う。
議員になっていたら、私のことだから、
多忙で疲れて病気になっていたかもしれない。
議員は大変だ、
だから尊敬せざるをえない。
議員は誰よりも勉強しなくてはいけない。
苦手な人とも付き合わなくてはならない。
自分の生活よりも、地域や公のことが優先になる。
私のように、やわい神経ではやっていけない。
議員さんは尊敬すべき人たち。
基礎自治体の議員さんは大変。
指導者がいる訳ではない。
自分で道を切り開かなくてはならない。
支持者といえども、広い視野をもった人ばかりではない。
思い込みで意見を言い、
丁寧に説明しても考えを改めない人もいる。
中には私利私欲だけの人もいる。
自分の好き嫌いを押し殺して、
付き合わなくてはいけない相手も多い。
正直や正義や理屈だけではやっていけない。
高齢で議員を止めたあとも、
地域社会のリーダーとして、
責務を全うする人もいる。
国会議員ともなれば、
自分の健康もなげうって国に奉仕する人だ。
私は自己中だから、それほどの奉仕はできない。
議員を目指さなくて良かったと思う。