昨日、文芸春秋の芥川賞受賞作
「コンビニ人間」を読んだ。
感想を言うと、何を言ってるのかわからない。
異端と普通、
世の中、普通の人に理解できない異端者は排除されると、
くどくどと述べているが、
作者の表現の仕方に違和感を感じた。
私から見ると、
世の中の人はすべて変わっていると思う。
普通に見えるのは、
普通らしくしているせいか、
これは「コンビニ人間」の中で繰り返し述べられている修辞。
この修辞に関しては同感するが。
最近、小説を読んで感動しなくなった。
フィクションは、違和感が強い。
作り物が見え見えでおもしろくない。
ノンフィクションやレポートには心が動かされる。
現実を取材しても、一部しか解明できないが、
取材者の熱意が伝わるので、
そこに感動するのだと思う。
今、読んでいるのは
「中流社会を捨てた国」
現在イギルス社会の格差の現状を調べている。
とてもおもしろい。