今日の朝日、

アメリカ、民主党大統領候補だった、

サンダースさんの記事(NYタイムズ6月29日抄訳)が光る。

 

この地球上で裕福な62人の富と、

世界の半数約36億人の富の合計が同じ。

米国では上位0.1%の富と、他の90%の合計が同じ。

成長で増えた富の58%は上位1%の懐に入る。など。

 

大企業や富裕層の納税回避を厳しく規制し、

世界全体の軍事費を減らし、

戦争の要因となる貧困に立ち向かう、

国際的な取り組みを進めるべきだ。

 

私も同感だ。

 

今、ポルトガルの小学の歴史教科書を読んでいる。

1867年に死刑を廃止。

1869年に全領土で奴隷制を廃止。

ポルトガルは死刑を廃止したヨーロッパで最初に国。

 

教科書に当時の新聞記事が載っている。

「ポルトガルは最近、死刑を廃止した。このような進歩は

文明に大きな一歩をしるすことになる。今日からポルトガルは

ヨーロッパの先頭に立つ。昔、我らは大洋で先頭に立った。

今日、真理において、先頭に立つ。・・」

小学生の皆さんは、死刑の廃止に賛成しますか?。その理由は何ですか?

 

死刑廃止の国は、

1920年、オーストリア。

1921年、スエーデン。

1924年、イタリア。と続く。

 

ポルトガルが死刑を廃止して150年。

日本は今も、死刑のある遅れた国だ。

人命軽視、嘆かわしいことだ。