夕食に父の日のプレゼント、

日本酒(室町酒造 大吟醸 備前幻)を飲んで、

いい気分なので、気楽に書きます。

 

神さまから、「人生のどの頃に帰りたいか」と問われたら、

私は何と答えるだろう。

一つ思いつくのは、

鹿児島市内とそ(地名)、アパートにいた頃。

 

3畳一間のアパート、

家賃は3000円。

トイレは共同。風呂なし。

 

階段を上がり、ベランダとアパート玄関。

建物は山の中腹にあり、

桜島と錦江湾が正面眼下に広がる。

 

毎日、朝は桜島の朝焼け。

夕には夕焼けを飽きるほど見た。

 

桜島が赤く染まる。

噴煙が立ち上る。

 

色々な夢やプランは

生まれては消える、

雨のような軽いしずく。

 

友もいた。

彼女もいた。

あの頃はとても遠くて、

輝きは忘れてしまったが。

 

桜島は、

文句なく最高だった。