娘はてんかん薬を飲んでいるが、

年に数回、発作がある。

稀に3時間続くことも。

 

全身の引きつりと意識消失から始まり

徐々に治まっていくが、

3時間は長い。

 

途中で、

救急車を呼んだ方がいいかなと思う。

平日なら主治医へ連絡するのだが。

休日に、病院へ入院となると、

後が大変だ。

 

必要な一連の検査が続いて、

すぐには帰宅できないかもしれない。

 

娘の入院は、

おむつで寝たきり扱いとなる。

一日15回もポータブルの介助をしてくれる

医療は期待できない。

 

病院では、

患者の行動は制限される。

規則にあてはまる行動のみ許される。

 

患者本位に対応したくとも、

日本の医療は、職員が限界まで減らされている。

私は医療職に勤めていた。

日本の医療を良くするには、

第一に、無駄な検査や投薬を止めて、

職員の量と質を高めることにお金を使う必要がある。

そのためには、検査や治療など医療行為をガラス張りに、

誰もが情報の共有ができるように、

相互点検ができるようなシステムを作らなくてはならない。

ネット時代には可能だろう。

どんなへぼ医者にかかっても、

安価で最適な治療がされるような、

情報の共有が公的に保障される制度。

 

入院すれば、娘は好きなことができない。

生活の質が低下し、

親子ともどもストレスが高まるだろう。

 

我が家で、

娘は一日中、

好きなことをして過ごしているからだ。

 

つづく