未来の予測。
前回は結婚制度がどうなるのかを書いた。
21世紀は、
人類社会が危機に直面する。
世紀末に約百億の人口も
22世紀は半分になるだろう。
世界の軍事費は史上最悪の巨大化。
世界中の貧富の差も史上最悪となる。
奴隷(債務奴隷)の数も史上最大(約2億人)、
難民も史上最大。
有効に統治されていない国も増える。
中東とアフリカに
無職で希望のない、
若者の大群が生まれている。
武器をもって戦う他に仕事がない。
要するに21世紀は
人のいのちが
人類史上で最も安くなる時代。
人が生きるには、
社会に、その人が誇りをもって暮らせる
居場所・仕事・役割が必須。
若者の失業率が50%や70%というのは
異常すぎる。
世界中にお金はあふれているが、
こういうところには投資されない。
法や税や経済の
世界共通ルールがつくられ、
貧富差が合理的なものになるように、
地球規模で投資や富の
合理的配分が進まないと、
21世紀の危機は乗り越えられない。
21世紀の危機を分かりやすく一言でいえば、
もはや、地球人類社会は一体化している、
ひと、もの、情報、お金は国境を越えて
自由に動き回るのにもかかわらず、
国境という不条理な過去の遺物を
変わらず崇める制度が残っているためだ。
国があり、国益という意味不明の信仰があり、
国益ファーストで、
地球人類社会の繁栄に反する動きが
平然となされる。
そこに問題の根源がある。
続く