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思い出ぽろぽろ独り言

なにかと涙が出るのでブログを書いてみることにした

腕の骨折の手術が終わりしばらくして退院した

昼間は訪問介護士さんがきてくれることになった

 

癌の治療はなく痛み止めのモルヒネだけだった

 

ほんとうにそれでいいのか他に方法はないのかと

赤十字病院に相談することができた

そして終末医療という緩和ケア処置で入院することになった

緩和ケアだからか個室に入ることができた

個室でも常にドアから誰でも入ってくる状況が嫌のようだったが

自宅で一人でいるよりいいのではないかと思った

私は病院にいてほしかったのだが

でも一人暮らしの父は家の方がよかったらしく

無理やり勝手に退院してしまった

 

夜はお友達が泊まり込みできて父の面倒を看ていてくれたようで

安心していたがある日

庭で倒れていたのを介護士さんが発見してくれて救急車で病院に運ばれた

癌をみつけてくれた病院だった

再度入院したことで父は認知症を発症したらしく

昼間はおとなしくベッドで寝ているのだが

夜は病院内を徘徊していたそうだ

 

痛み止めのモルヒネも大きく関係したかもしれない

 

そこを退院したあと赤十字病院にもう一度入院させてほしいとお願いしたが

勝手に退院した人を再度入院させるわけにはいかないと

関西弁の怖い先生がおっしゃった

どうせ死ぬのだから何を言ってもいいとおもったのだろうか

それを聞いてるうちに涙がぽろぽろ流れ出した

こいつは絶対に許さないとその時は思っていたが

今では名前さえも思い出せない

 

あとでわかったことだけど

認知症老人はたとえ癌で死にかけていてもどこも入院させてはくれないのだった

 

歩けないほど弱っていたなら違ったかもしれないけど

認知症だと痛みさえ感じないから無理にでも歩けるのかもしれない