(高校生作品)







美術の題材をお探しの皆さま



今日は「ペン画」です。








初めてペン画をやる子どもたちには


ネコ、犬、鳥など、

「毛」の生えている動物の写真を用意します。



それを、コピーして、

白黒はっきりしたモチーフにすると

大変描きやすいです。



(物や人間などを描く場合は

クロスハッチングなども使いますので

ペン画に慣れてからでないと難しいです。)






さて、






最初に形をトレースします。







トレースをするには


カーボン紙を使ったり

トレーシングペーパーを使ったりするのが

一般的ですが





実は1番簡単なのは・・・





写真のコピーの裏を

鉛筆で黒く塗りつぶすだけです。




そして、表からボールペンなどで

形をなぞれば

あっというまにトレースができます。





● 毛を一本一本描くこと

● その時に

   生えているように中から外へ描くこと

● ペンでも力の入れ方で

  固い線や柔らかい線が描けること

● 直線だけでなく曲がった線も描くこと



などを教えてあげれば

小学校低学年でも

楽しんで素敵な作品をつくってくれます。




年齢が小さいから難しいだろう、と

頭で決めてしまわずに、


子どもたちにはどんなことでも

経験させてあげるといいですね。





アートで笑顔が広がりますように。



最後まで読んでくださってありがとうございます。

 


(小5作品)




術の題材をお探しの講師の皆さま





今日は「ひもで作るティッシュケース」です。








・・・って、大昔に確か

似たようなもの、ありましたよね?






「あったあった!」というあなた・・・


ぜひその名前を教えてください(笑)。










そんなうっすらとした古い記憶をたどり


どうにか再現できないかと考えたのが

これを使う方法です!





この網を、作る物の形に切って、

荷造りひもを網目に通していきます。










写真のティッシュケースの場合でしたら


●側面の短い長方形×2枚

●側面の長い長方形×2枚

●上面の穴をあけたもの×1枚



という部品をそれぞれ作り、



編みあがったものを、最後にひもでかがって

形にしていきます。






そうそう、


網にひもを通す場合、



ひもの先をこよりのようにねじって、

セロテープで巻き、

先端をハサミで斜めに切って

「針」のようにすると通しやすいですよ(*^▽^*)










この題材はみんな大好きです。





好きすぎて、





やり始めたら

ずーっとやっているので

肝心の「絵」を描く時間がなくなります(笑)。





なので、これも、

教室の余った時間用の題材として

確保しています(笑)。






コツコツ作るので

出来あがった充実感はスゴイですよ!


みんな笑顔で持って帰ります♪






ひもの通し方、色の選び方、

デザインなど、工夫次第で

世界にひとつのティッシュケースの出来上がりです。









アートで笑顔が広がりますように




いつもありがとうございます。






アートの題材をお探しの皆さまへ




今日は「虹の結晶」です。









題材の「タイトル」は素敵なほうがワクワクします(笑)。






「二等辺三角形を使って、中心からデザインを広げていく題材」

「虹の結晶」



こんな感じです(笑)。






これは、


ホログラムシートを使います。

三角形に切るのは先生の仕事です(^▽^;)


それがキラキラ虹色に光り綺麗です。




シールは隙間を空けて貼ったり、

ひっつけたり、重ねて貼ったり・・・。

それは自由です。




               ↓





このように結晶をイメージして、

中心から外へと

1枚ずつ広げるように貼っていくことを

指導してくださいね。





紙いっぱいに大きくなるまで貼りましょう。








子どもたちに何も説明しないで始めさせると、



「縦にどんどん並べて貼っていき、

今度は横に一本どんどん貼る」 

・・・というやり方をしてしまう子が出てきますが


これでは

きれいな結晶になりません。






小さな子には

イメージしやすいように

台紙は「正方形」にして、


縦横斜めに薄い鉛筆の線を入れてあげると

それがガイドになり貼りやすいですよ。






たったこれだけの題材ですが


二等辺三角形の組み合わせは面白く、

複雑なびっくりするような

結晶をつくってくれる子も現れます!





大人も頭の体操にもとてもいいですし

指先のリハビリにもなる題材です。







アートで笑顔が広がりますように



最後まで読んでくださってありがとうございます。



(大人の作品)




アートの題材をお探しの



美術の教室に携わる皆さま方へ





昨日のつづきのエコバッグです。








模様をつけたティッシュを

エコバッグに貼り付けていきます。



エコバッグに限らず・・・






1枚の布に飾り付けたら、

パソコンなどのちょっとしたカバーとしても使えますし、



子どもたち皆で大きな布に貼り付けて

カーテンやピアノカバーのようにしてもいいですね。



アイデアは無限です(笑)。



ただ、

化繊の布はあまり向きません。


生成りの綿100%が仕上がりがきれいです。







まず、デコパージュ糊を

布の方に刷毛で塗ります。


そこへ、そっとティッシュをおきましょう。



その上から、もう一度糊を刷毛でぬり

乾かせば出来上がりです。





もしできれば、

ほぼ乾いた後に、

クッキングシートを載せ、堅い物でこすると

布にしっかり密着して、

まるで印刷したように綺麗な出来あがりになります。


楽しいので、ぜひやってみてくださいね。






アートで笑顔が広がりますように




いつもありがとうございます。



(エコバッグ・部分)








アートの題材をお探しの皆さま



昨日のつづきのエコバッグです。











まず、ティッシュに模様をつけます。




ティッシュ1枚分だと大きくて

貼り付けた時にしわになりやすいので、


今回は4分の1サイズに切りました。



それをまた4等分に折りたたみ、

カラーペン(デコパージュに使用する時は油性)で

点々・・・と模様をつけていきます。





それを開いたら、出来あがり。





これ・・・







もう何百枚と作っているはずなのに、







いまだに開くときに

毎回ドキドキしてしまう私です(笑)。






大人の方はもっと精密な幾何学模様にしてみたり

イラストを描いたりしてみても

広げた時にとてもステキですよ。







これをエコバッグに貼り付けていくのですが、


その時にデコパージュ糊を使います。


最近では、

どこの100円ショップでも置いていますが、

とっても量が少ないので

ネットや、デコパージュ用品を扱っているお店で

大きな物を買った方が割安かと思います。

(200ccくらいで1000円くらい)




それから・・・





実は・・・





私が試したところによると・・・







「速乾性 木工用ボンド」

水で薄めたものでも代用できるようです。






ただ、


洗濯するものや、

上履きへのデコパージュなど、

耐久性のいるものには

専用のデコパージュ糊をお使いくださいね。






ではつづきは明日のブログで。






アートで笑顔が広がりますように



最後まで読んでくださってありがとうございます。







(3歳児親子 作品)





アートの題材をお探しの美術に携わるすべての方々へ




今日は「ティッシュで飾るエコバッグ」です。









デコパージュ というこの方法、


普通は、綺麗な 紙ナプキン の柄を切り取り、

デコパージュのりで 貼り付けていきます。




↑ これはとーっても楽しいのですが、


ネットで「デコパージュ」と検索すると

たくさん出てきますので、


作り方はそちらにお譲りするとして・・・







あとひとひねり・・・







小さい子にもできて・・・






オリジナル性があって・・・






もちろん大人でも楽しくて・・・





手のご不自由な方でも作れて・・・








そんなデコパージュはできないかと


あれやこれや、

いろいろいろいろ

試しに試して、


「これは楽しい!」ヽ(゚◇゚ )ノ



と出来あがったのがこの


ティッシュアートを使う方法です。




なーんて、

引っ張ってすみません(笑)。






そして





つづきは明日のブログで(汗)。







アートで笑顔が広がりますように。



いつもありがとうございます。
















アートの題材をお探しの愛溢れる講師の皆さま





今日は「和紙の桜」です。










朝、雪が降って、寒い今日の東京です。






せめて






ここだけは暖かく、「桜」の題材です(笑)









障子が破れた時に補修する

この和紙のシールご存知でしょうか。






若い方はご存じないかもしれませんね。



かなり昭和の香りがするシールです(笑)


100円ショップにあります。










これって、和紙でできているので

色をつける事が出来ます。









まず、水性ペンで色を塗ります。




びっくりするような、こだわった模様をつけながら、

塗ってくれる子どもも現れます(笑)。






その上から水でぬらした筆でサッとなでると

きれいに滲んで、


どんな奇想天外な塗り方でも、

それはそれは素晴らしく美しい!!!






素敵なカラフルな桜の出来上がりです。







濡れたままではのりがベタベタしてうまく貼れませんが

ドライヤーで乾かしたら、ふつうのシールに戻りますので、




空きビンや空き箱に貼ったり、何かの飾りにしたり、

大きな桜の木の共同制作にたくさん貼ったり・・・


もちろん、この桜をつかって、

自由な絵に仕上げてもらうのもいいですね。






もうそこはアイデア次第です!


素敵な作品に仕上げてくださいね。









アートで笑顔が増えますように



最後まで読んでくださってありがとうございます。













(小2作品)





アートの教室に携わる皆さま



今日は額のはなしです。









額には大きく分けて




● デッサン額


● 油彩縁



があります。






キャンバスに描いた場合は油彩縁に入れますが、


紙に描いた子どもたちの絵を入れてあげる場合は


普通デッサン額に入れます。

(ポスター額や写真額でもいいですね)








デッサン額には普通、

V字にカットした「マット」と言われる窓枠を

絵の上側に入れます。



厚さは2ミリ、3ミリ、5ミリなどがあり、

これは、絵の上に空間をつくる事によって、


絵を保護する役割や


絵を引き立てる効果があります。







画材屋さんでカットしてもらえますが、

たとえば、A4サイズくらいのもので


6~700円ほどしますので、


ちょっとした作品には

厚紙で代用してあげてもいいですね。






画像の作品は

ハガキサイズほどの子どもの絵ですが、




こうやって100円ショップのちょっとした額に

厚紙で作ったマットと一緒に入れてあげると

ステキですし、

持って帰って

そのまま気軽におうちに飾れますよね。











そうしたら

子どもは・・・














自分で自分の絵を見るのも嬉しいし、



絵を囲んで、

家族で話をしてくれたら、もっと嬉しいし、



大人になるまで絵が長持ちするし、



何より自分の作品を家に飾ってもらって


「愛されている」という温かな実感が

子どもたちの心の中にわくのではないかと思うのです。








予算があれば、



たまには額に入れてあげるといいですね。












アートで笑顔が広がりますように。



最後まで読んでくださってありがとうございます。

ドット

(小4作品)





アートの題材をお探しの皆さま




今日は「ドットで描く」です。









先日、「工作用紙を塗り分ける」デザイン作品をご紹介しましたが、


似たような使い方として


丸シールを使って絵を描く事もできます。

(ふと思い出したので、忘れないうちにご紹介!)








これは少し高度です。








大きく形を見る力が必要だからです。


マス目の中にシールを貼ってもらうルールにするので

曲線をどう表現するか、大きく考えなければいけません。







ただ、さすがパソコン世代の子どもたち!

昔の子と違って最近は、

割とすんなり理解してくれるようです。








写真の作品はロボットでしょうか。







ガンダム的な?(^∇^)






この子は、迷いもせず

どんどん貼っていったので(もちろん下書きもしません)

「すごいなぁ♪」と感心しました。









ところで、


トライポフォビア(集合体恐怖症)をご存じでしょうか。



たとえば、ガラスにつく水玉や、ハチの巣、蓮の実、いちごの種など

とにかく、ぶつぶつを見ると気持ち悪くなる恐怖症です。


「高所恐怖症」などと同じ分類ですが、


実はこの集合体恐怖症は、かなりの確率でいらっしゃるようです。








なので、「気持ち悪い」という子どもたちには

無理強いをさせないよう、ご注意くださいね。


点描で絵を描くのも同様です。







アートで笑顔が広がりますように。




最後まで読んでくださりありがとうございます。



富士

(小3作品)




美術に携わるみなさま、題材をお探しのみなさまへ




昨日の続き、

「筆をつくって墨で描く」です。










この場合の紙は



「和紙」、または、「障子紙」を使います。






今回のように、滲みの面白さをだす場合、

和紙はドーサ引き(滲みどめ)していないものを使ってください。


(逆に水の力を使って描く「たらしこみ」技法などの場合は

 ドーサ引きの紙を使います)






また障子紙は

最近は、レーヨンなどを混ぜているものがほとんどなのですが、


そうすると、墨や色がすっと染み込む感じにはならないので


「パルプ100パーセント」の障子紙を探してくださいね。









昨日ご紹介した「ラップ筆」に墨をつけて描いたあとは


裏側から色をつけましょう。(裏彩色といいます)。





画像の作品のように

鮮やかで澄んだ色を出したい場合は

プリンターのインクを薄めて使えば綺麗ですし、


もちろん、普通の水彩絵の具で大丈夫です。





モチーフも富士山に限らず

「鯛」や「かぼちゃなどの野菜」・・・


いろいろと描いてみると楽しいと思います(*^▽^*)







アートで笑顔が広がりますように



最後まで読んでくださってありがとうございます。