どんなに 苦しくても


時は どんどん 流れていく


そう 叶わぬ恋だと

わかっていながら

まだ D君を

目で 追っている 私……


今まで 知らなかった

D君の 顔

知っていくうちに

ふと 引くものを感じた…


やっぱり 変わってしまうものなのかな?

わからなすぎて

私は 君に 惹かれていたのかな?


謎に 包まれている 君

さりげなく クールな君

ここぞッ!! って時に

ビシッと 決めちゃう君


よくわからない けど


凄く 魅力的だった……

ずっと 謎に 包まれていた


君の素顔が

はっきり してきたから


だから………

気付かないうちに


君と 友達として


繋がっていたいって



思うように なりました。


そう思って 心の霧が


晴れてきたときに


E君が 私の 目の前に


現われたのです。



(続)
なんとなく わかっていた


二人の 関係

最初は 特に 感じるものは

無かった………

だけど、 もう 君を

思い続けても

届くことは 無いんだ

そう思うと

辛くて 悲しくて

仕方がなかった

この気持ちを

どこに ぶつけたらいいのか

私の心は


暗闇に 彷徨ったかのように

行き場を 失っていた

(続)
クラスにも 慣れて

友達が 増えて

Aさんとも 同じクラス

どことなく 充実してたある日

講習を終えて

バスに乗って 帰ってるとき

窓越しに 見覚えのある人…

心臓に 刃物が 突き刺さる

ドクンと 脈を打つ

そこには D君と マネージャーのFさんが

幸せそうに 一緒に歩く姿

あまりにも 幸せそうな光景に

不思議なくらいに

納得しちゃう 自分が そこにいた…

(続)