進み往(ゆ)け、大和の民人よ。
時の概念は薄れ、刻一刻と変遷(へんせん)の時いずる。後悔の念に苛(さいな)まれる事なく、自らの信ずる道をひた進むべし。永劫の時の彼方へと彷徨いでる際、それぞれが酌み交わした約束の契(ちぎ)り。封印されし概念に大きく穴を穿(うが)ち、その観るべく枠を広げ、囚われる事を忘却す。今のみを観じ、今のみを信じ、今のみを生きる。それ以外には何もなく、それ以上にも何もない。日の出(いずる)国の民人よ。よくぞ、ここに辿り着いた。その為の出自(しゅつじ)であり、それ故(ゆえ)の歩みし道筋で在った。ああ、麗(うるわ)しきかな我が子よ。迷いの道も、全て続きし道しるべ。それでよい、それでよい。もはや準備は調(ととの)うた。進み往けよ、大和の民人よ。更なる向上の果てに待つ、国造りの為に、弥栄(いやさ か)の世の繁栄の為に。進み往けよ、まほろばの民人よ。愛しき、吾が息子、娘達よ。この宇宙(そら)の元、集(つど)う時が今ぞ。 -ただ観じよ、それだけでよい。-Photo:優しき翠(みどり)。(by 神降地)BGM:やすらぎの人/千住明♪