ただ、シンプルに成る。
随分と永いこと、溜め込んできたもの。凝りもせず、持ち越してきたもの。凄く単純な理(ことわり)に対して、様々な味付けをし、肉付けをしてきた。理路整然とさせる為に、かえって複雑怪奇に帰結する矛盾を繰り返し、転がってきた。壊すことを恐れ、創る事を遠ざけた。自らで立つことに怯(おび)え、何かに支えてもらうことを引き寄せた。今という瞬間、その纏(まとい)は剥(は)がされ、散り往こうとしている。追わず、求めず、往(ゆ)かせてあげましょう。なくして困るもの。それは、なくしても困らないもの。追うから逃げる。逃げるから追う。同じこと、同じこと。自らが、自らを支え、歩む世界。その世界の創造を飽くことなく繰り返す営(いとな)み。ただ、シンプルに成る。今という一瞬と同化し、シンプルに成る。そこに邪(よこしま)は近づけない。シンプ ルは、邪(よこし)に近付かない。Photo:ピンクの挨拶。BGM:あなたに/安全地帯♪