
来週からは、いよいよ幕臣の勝麟太郎(後の勝海舟)も登場し、ますます面白くなりそうです。
今回のドラマでは、坂本家の次女(龍馬の次姉)であるお栄自体の存在が消されています。
お栄は自害をしていると伝えられていて、龍馬の脱藩により、その責めが坂本家に及ばないように、自らの責任にして死を選んだというエピソードが伝えられています。(お栄のお墓が発見された時に、没年を確認した所、龍馬が12歳-13歳の頃に亡くなっていたらしいです。)
その真偽は定かではありませんが、中途半端に描くよりは、潔く外してしまおうと言うのが、今回の判断だったのでしょうね。
今の時代では想像しにくいかも知れませんが、あの当時の脱藩とは、本人一人の責任ではすまされず、並の覚悟では実行に移すことは難しい事でした。
それでも多くの志士が脱藩を決意すると言う事は、現状に対する凄まじいまでの鬱憤がマグマのように蓄積していた事への結果なのだと思います。
この状態、この感覚、今の時代にそっくりじゃないですかね。
大きく違うと言えば、今を生きている我々の覚悟の部分なのかも知れません。
明治維新を経験し、今現在は、地球維新に向けて動いている最中において、いつまで泰平を貪り、対岸の火事を演じているのでしょうか。
この時期に放映される『龍馬伝』から伝わるメッセージの骨子を見誤る事なく、今を生きる糧(かて)にしたいと観じます。
Photo:凛々しき一輪の兆し。(by 椿山荘)
BGM:SPAIN/CHICK COREA♪