
夏ほととぎす
秋は月
冬雪さえて すずしかりけり
-道元-
曹洞宗の開祖であり、正式な座禅を日本に持ち帰った道元禅師の言霊です。
シネカノン有楽町二丁目にて、今年初めての劇場映画『禅 ZEN』を鑑賞してきました。
道元禅師を演じているのは、中村勘太郎氏です。
凛とした佇まいが自然と醸し出されており、静かな存在感を表現していました。
今回の撮影の為に、中国語を基礎から学び、永平寺を訪れ、実際に座禅の修行にも励まれたとの事です。
本編中に幾度となく、中国語の台詞が出て来ますが、凄く自然に語っていました。
鎌倉という激動の時代の中、『只管打坐』(しかんたざ)と言う生き方を貫いた道元禅師の人生を垣間見られる秀作でした。
2009年のテーマとして、シンプルに生きる事を掲げていますが、そう考える多くの人に、何らかのヒントになる作品でもあると思います。
映画を見終わった後は、ただ静かに坐りたくなる事でしょう。
-あるがまま、あるがまま。-
Photo:坐(ざ)す仏。(by 鎌倉)
BGM:ありがとう/大江千里♪