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お彼岸の中日に、見事な晴天に恵まれましたね(^^)
彼岸と此岸(しがん)の境目がなくなったかのように、清々しい空が広がっていました。

以前から放置してあったNikonのデジタル一眼レフのCCDクリーニングをする為に、ニコンプラザ新宿を訪れました。(新宿エルタワー28階にあります。)

祝日ともあって、結構混んでいました。
受付の順番が回ってくるまでは、28階の高さから、新宿界隈の景色を眺めていました。(何度見てもコンクリートジャングルですね、ここは。)

順番になり、カメラを預けて、CCDクリーニングには2時間かかるとの事でしたので、ニコンプラザ新宿を後にしました。

ふと思い立ち、ブラブラと新宿中央公園に向かいました。
公園の真ん中辺りのベンチに座り、iPodで音楽を聴きながらボーッとしていると、とある男性から声をかけられました。

その男性は語り始めます。
つい先日まで、刑務所に入っていたが、今は出所して、色々な所を転々とし、ある時は、木更津、またある時は、入間にて、短期の仕事を繰り返し、給料をもらっても、新宿に戻って、飲みに行くと、世話になった仲間に振る舞い、稼いだお金の半分は、一日でなくなったそうです。

話しは変わり、刺青をしているのは珍しいのかなと問われたので、「銭湯では、良く見かけますよ。」と答えました。
そして、最後に、言いづらそうに、こう切り出してきました。
「実は、私の兄貴分が、持ち金が1円もなくて、食べ物はおろか、コップ一杯の酒も飲めないんです。私は、1円以上は持っているんですが、それでもこの程度です。(ポケットから小銭を出して、見せてくれましたが、30数円位でした。)」

「300円あれば、何か買ってあげられるんです。恵んでもらえませんか。」
財布を見ると、500円玉があったので、その男性に渡しました。
私が公園を立ち去ろうとすると、その男性は、何度もお礼を言っていました。

ニコンプラザ新宿に戻り、カメラを受け取り、新宿を後にしました。
新宿の人の渦の中に、血の通う人間の姿を感じさせて頂いた瞬間でした。

 -本来無一物(ほんらいむいちもつ)、何をしてでも生きていける。-

Photo:群れなす紅。(by 巾着田)

BGM:夢/柴田淳♪