

今日も爽やかな風が吹き抜ける、夏を先取りする一日でしたね。
その爽やかさとは裏腹に、四苦八苦と言う言霊について話してみたいと思います。
まずは、四苦八苦の名前の由来を説明します。
【四苦】
1.生(しょう) 生まれること。
2.老(ろう) 老いること。
3.病(びょう) 病(やまい)になること。
4.死(し) 死ぬこと。
【八苦】
5.愛別離苦(あいべつりく) 愛しているものと離れ離れになることや、別れることによる苦しみ。
6.怨憎会苦(おんぞうえく) 怨んだり憎んでいる相手と、一緒にいなければいけない苦しみ。
7.求不得苦(ぐふとっく) 求めているものが手に入らないことによる苦しみ。
8.五蘊盛苦(ごうんじょうく) 五蘊(色(しき)・受(じゅ)・想(そう)・行(ぎょう)・識(しき))による苦しみ。
こうして見てみると、人生を生きていれば、誰しもが普通に味わう苦しい経験が網羅されていると思います。
人生とは、かくも辛いものなのかと目を覆いたくなる方も多いでしょう。
何故、こんなに苦しい思いをしなければいけないのだと、理不尽に思う方も多いと思います。
ただ、種を蒔かなければ、花は咲きません。
何事も原因があるからこそ、結果があるのだと思いませんでしょうか。
四苦八苦を創り出している原因は、自分以外にあるのでしょうか。
恐らく、その捉え方では、四苦八苦の循環から抜け出るのは難しいと思います。
全ての原因を創り出しているのは、自分の内なる心と潔く捉え、自分の行動を振り返り、原因となる出来事を認識(確認)していくことで、初めてそこから離れる事が出来るのではないでしょうか。
そして、その事に気付かせてくれるヒントは、生きている中で、至る所に存在しているのではないでしょうか。
そう考えると、この四苦八苦と言う言霊は、素晴らしい気付きへのパスポートにも見えてきます。
一人一人が気付きに向かって歩いていく為の光は、在るべき所から、惜しみなく降り注いでいると観じます。
後は、その光に気付き、それを人生に生かすかどうかの選択だけだと思います。
人生で起こる何一つとして、無駄なものはないのではないでしょうか。
-真剣に生きてこその成長。-
Photo:真剣な表情。(by 代々木公園)
BGM:忘れてた 思い出のように/小田和正♪