航空会社3社を経験してきた、機上でのおもしろい話。
想像を超える地獄の日記へようこそ!
今日もみなさんが、機上の日記を読んで笑ってくれたらいいな、と思います。
想像を超える地獄の日記へようこそ!
今日もみなさんが、機上の日記を読んで笑ってくれたらいいな、と思います。
シンデレラ
まだまだ暑いですね。
アメXカで、ある航空会社の客室乗務員が乗客との口論の末に、緊急脱出用のスライドをオープンさせて逃げてしまったというニュース。その乗務員は「もううんざり。」とコメントを残している。
これはすごい。大爆笑してしまった。なぜなら、わたしもフライト中にスライドをオープンして映画「ダイハード」並みに脱出したい!と思ったことは何度もあるからです。
しかし実際にこれをしてしまうのが、さすがはアメXカ人。彼らにはほんとに頭が上がらない。
今日の記事はこれ。
航空会社には、スタンバイという待機の仕事があります。
これは自宅で待機をする場合もあるし、出社して会社で待機をする場合もあります。
病欠や、なんらかの事情でフライトができなくなってしまった乗務員のためのものです。
時間はそれぞれで、例えば朝の5時から始まってお昼過ぎの13時に終わったり、夜中の12時に始まって翌朝の6時に終了したりします。
乗務が必要になると電話がかかってくるんですけど、わたしは常に携帯電話とにらめっこで、「かかってくるな~かかってくるな~。」と唱えていました。
そしてそのスタンバイでは、いつでも乗務出来るようにしっかりとお化粧もして、フライトの準備もしておかなければいけません。というのも新人のうちは、きちんとそうしておくのですが、これまた慣れてくると、乗務呼び出しの電話で起きたりします。ってわたしとそのまわりだけかな。笑
さて、わたしがかつて働いていた日本の航空会社、XXXでの同期Bちゃんが今日は自宅スタンバイです。早朝フライトあけのわたしにこう、メールが届きました。
「今日は朝の8時からスタンバイだけど、ただいま、9時。まだ呼ばれません~。ってか呼ばれないと思う。」
かつて、こうやってスタンバイ中に同期とメールで実況中継をしたものでした。
そしてその30分後にまたBちゃんからメールが届きました。
「呼ばれたーーーーーーーーー。実は二度寝して、まだベッドなんだけど!会社で会おう!」
そして、Bちゃんは急いで会社に出勤し、更衣室でわたしを見つけるとすぐに駆け寄ってきました。
Bちゃん「ねーやばい。靴、、、、、忘れた。。。。。」
Ringo「はーーーーー。靴って!フライト用の?」
Bちゃん「どうしよう。これ、飛べないよね?」
Ringo「マネージャーに言うしかないね。やっぱり早起きは三文の得というね。」
Bちゃんはおどおどした様子で、更衣室を去ろうとしました。
その時です。
ずっと上の期の先輩が更衣室にいました。
先輩「どうしたの?」
Bちゃん「あ、あのーわたし、今朝自宅スタンバイで呼ばれちゃったんですけど、あのー靴を忘れちゃって。」
すると、先輩の顔がどんどん青くなっていきます。
そうです、その先輩は出社スタンバイだったのです。
先輩「だから?」
Bちゃん「これからマネージャーに言いに行こうかと思って。飛べないんで。急がないと。では、また。」
先輩は般若のような面相で、急ぐBちゃんの腕をつかみました。
「アンタ~ちょっと待ってー!!!!!」
「あんた、これ、はいて。」
先輩は自分のフライト用の靴をBちゃんに差し出しました。
Bちゃん「え、?」
そうです、スタンバイで呼ばれたBちゃんがフライトできないとなると、その乗務は時間的にも、その先輩にまわってくるからです。
先輩「わたしの靴はいていいから、フライトに行って!」
Bちゃん「でも、サイズが、、、、」
先輩「いいから、はいてみて!」
Bちゃんは先輩の靴をはいてみる。
先輩「あ、ぴったりじゃない!!」
Bちゃん「ちょっ、ちょっと、、、、きついんですけど。」
すると、先輩はまた般若のような表情で、
先輩「大丈夫よ!ちょうどいい!返すのいつでもいいからね。はい、行った、行った!ナイスフライト~!」
わたしはこのやり取りを更衣室のロッカーからおそるおそる覗き見をしていた。
そしてしばらくすると、わたしはその話を他の同期から聞いた。
こういう話はまわるのがとても早いのです。
「リンゴの同期のBちゃん、かわいそうに~。あの時のフライトで、フライト中に足がむくんで、くつずれがすごくて、歩けないくらいひどくなって、乗務中のチーフにどうしたの?って聞かれて、ほんとのこと言ったらしいの。そしたら、そのチーフは、Bちゃんに靴をはかせた先輩のずっと上の先輩だったんだみたいで、その先輩のことをマネージャーに告げ口してしまったの。」
嫌な予感です。
リンゴ「それで、どうしたの?」
他の同期「先輩はマネージャーに呼び出されて、厳重注意をされたって。」
リンゴ「そうなんだ、その先輩、上に上がれないかもね。それより、Bちゃん最近見ないな。」
他の同期「知らないの?もうすぐ退職するんだよ。」
え、、、、、???
もしかして、もしかして、、、、、
他の同期「それ以降、その先輩にずっといやがらせを受けてきたみたいだよ。」
女の世界は、怖いものです。
忘れ物はぜったいにしてはいけません。
アメXカで、ある航空会社の客室乗務員が乗客との口論の末に、緊急脱出用のスライドをオープンさせて逃げてしまったというニュース。その乗務員は「もううんざり。」とコメントを残している。
これはすごい。大爆笑してしまった。なぜなら、わたしもフライト中にスライドをオープンして映画「ダイハード」並みに脱出したい!と思ったことは何度もあるからです。
しかし実際にこれをしてしまうのが、さすがはアメXカ人。彼らにはほんとに頭が上がらない。
今日の記事はこれ。
航空会社には、スタンバイという待機の仕事があります。
これは自宅で待機をする場合もあるし、出社して会社で待機をする場合もあります。
病欠や、なんらかの事情でフライトができなくなってしまった乗務員のためのものです。
時間はそれぞれで、例えば朝の5時から始まってお昼過ぎの13時に終わったり、夜中の12時に始まって翌朝の6時に終了したりします。
乗務が必要になると電話がかかってくるんですけど、わたしは常に携帯電話とにらめっこで、「かかってくるな~かかってくるな~。」と唱えていました。
そしてそのスタンバイでは、いつでも乗務出来るようにしっかりとお化粧もして、フライトの準備もしておかなければいけません。というのも新人のうちは、きちんとそうしておくのですが、これまた慣れてくると、乗務呼び出しの電話で起きたりします。ってわたしとそのまわりだけかな。笑
さて、わたしがかつて働いていた日本の航空会社、XXXでの同期Bちゃんが今日は自宅スタンバイです。早朝フライトあけのわたしにこう、メールが届きました。
「今日は朝の8時からスタンバイだけど、ただいま、9時。まだ呼ばれません~。ってか呼ばれないと思う。」
かつて、こうやってスタンバイ中に同期とメールで実況中継をしたものでした。
そしてその30分後にまたBちゃんからメールが届きました。
「呼ばれたーーーーーーーーー。実は二度寝して、まだベッドなんだけど!会社で会おう!」
そして、Bちゃんは急いで会社に出勤し、更衣室でわたしを見つけるとすぐに駆け寄ってきました。
Bちゃん「ねーやばい。靴、、、、、忘れた。。。。。」
Ringo「はーーーーー。靴って!フライト用の?」
Bちゃん「どうしよう。これ、飛べないよね?」
Ringo「マネージャーに言うしかないね。やっぱり早起きは三文の得というね。」
Bちゃんはおどおどした様子で、更衣室を去ろうとしました。
その時です。
ずっと上の期の先輩が更衣室にいました。
先輩「どうしたの?」
Bちゃん「あ、あのーわたし、今朝自宅スタンバイで呼ばれちゃったんですけど、あのー靴を忘れちゃって。」
すると、先輩の顔がどんどん青くなっていきます。
そうです、その先輩は出社スタンバイだったのです。
先輩「だから?」
Bちゃん「これからマネージャーに言いに行こうかと思って。飛べないんで。急がないと。では、また。」
先輩は般若のような面相で、急ぐBちゃんの腕をつかみました。
「アンタ~ちょっと待ってー!!!!!」
「あんた、これ、はいて。」
先輩は自分のフライト用の靴をBちゃんに差し出しました。
Bちゃん「え、?」
そうです、スタンバイで呼ばれたBちゃんがフライトできないとなると、その乗務は時間的にも、その先輩にまわってくるからです。
先輩「わたしの靴はいていいから、フライトに行って!」
Bちゃん「でも、サイズが、、、、」
先輩「いいから、はいてみて!」
Bちゃんは先輩の靴をはいてみる。
先輩「あ、ぴったりじゃない!!」
Bちゃん「ちょっ、ちょっと、、、、きついんですけど。」
すると、先輩はまた般若のような表情で、
先輩「大丈夫よ!ちょうどいい!返すのいつでもいいからね。はい、行った、行った!ナイスフライト~!」
わたしはこのやり取りを更衣室のロッカーからおそるおそる覗き見をしていた。
そしてしばらくすると、わたしはその話を他の同期から聞いた。
こういう話はまわるのがとても早いのです。
「リンゴの同期のBちゃん、かわいそうに~。あの時のフライトで、フライト中に足がむくんで、くつずれがすごくて、歩けないくらいひどくなって、乗務中のチーフにどうしたの?って聞かれて、ほんとのこと言ったらしいの。そしたら、そのチーフは、Bちゃんに靴をはかせた先輩のずっと上の先輩だったんだみたいで、その先輩のことをマネージャーに告げ口してしまったの。」
嫌な予感です。
リンゴ「それで、どうしたの?」
他の同期「先輩はマネージャーに呼び出されて、厳重注意をされたって。」
リンゴ「そうなんだ、その先輩、上に上がれないかもね。それより、Bちゃん最近見ないな。」
他の同期「知らないの?もうすぐ退職するんだよ。」
え、、、、、???
もしかして、もしかして、、、、、
他の同期「それ以降、その先輩にずっといやがらせを受けてきたみたいだよ。」
女の世界は、怖いものです。
忘れ物はぜったいにしてはいけません。
おそるべし、アメXカ人!
ALOHA~(南の島に行く機会などもうないのに、心だけは南の島の気分です。)
みなさまからのコメント、メッセージとてもうれしく拝見しました。MAHALO~。
文章を書くのがとても下手になったな、と思ったところ、娘が生まれてから育児に没頭中で、本や新聞など読む時間があまりありません。
やっぱり活字を読まないとダメですね。
昔、フライトでこんな超人スッチーに会ったことがあります。
おばちゃんスッチー「日本の子育て事情はどう?」
リンゴ「まだ子ども産んでことないから、わかんないけど。」
おばちゃん「子どもは財産よ、たくさん産んだ方がいいわ。」
わたしが知ってるアメXカ人はたしかに、考えてみれば、子だくさんが多いです。
おばちゃん「今日、ビジネスで働いてるヴィヴィアン(仮名)は産後1週間よ。」
リンゴ「そうなんだ。」
その時は、あまり関心はありませんでしたが、今考えてみれば、産後一週間ってどんだけ、、、、、、
通常その時期って、おまたの傷とか痛いだろ、、、、
おそるべし、アメXカ人!
これはアメXカ人にしかできないことかもしれない。
やっぱりなんでもすごいなあ~、アメXカ人!
みなさまからのコメント、メッセージとてもうれしく拝見しました。MAHALO~。
文章を書くのがとても下手になったな、と思ったところ、娘が生まれてから育児に没頭中で、本や新聞など読む時間があまりありません。
やっぱり活字を読まないとダメですね。
昔、フライトでこんな超人スッチーに会ったことがあります。
おばちゃんスッチー「日本の子育て事情はどう?」
リンゴ「まだ子ども産んでことないから、わかんないけど。」
おばちゃん「子どもは財産よ、たくさん産んだ方がいいわ。」
わたしが知ってるアメXカ人はたしかに、考えてみれば、子だくさんが多いです。
おばちゃん「今日、ビジネスで働いてるヴィヴィアン(仮名)は産後1週間よ。」
リンゴ「そうなんだ。」
その時は、あまり関心はありませんでしたが、今考えてみれば、産後一週間ってどんだけ、、、、、、
通常その時期って、おまたの傷とか痛いだろ、、、、
おそるべし、アメXカ人!
これはアメXカ人にしかできないことかもしれない。
やっぱりなんでもすごいなあ~、アメXカ人!
お、お、お、おひさしぶりです。
ホコリかぶっていたわたしのブログ、、、、、ちょうど一年経っていました。
アメーバにログインして、書き始めては、、、、ん~あまりにもブランクがありすぎて、もういいっか~なんて思っては消して、、、の繰り返しでした。
けれども、ペタをくださった方、メッセージをくださった方、本当にありがとうございました。
そんなこんなであっという間に一年が過ぎて、いろんなCHANGE.....がありました。
ふふふ。
会社を退職しました。
母になりました。
わたしが、母親。。。
4月に元気な女の子を出産しまして、今はもう機上で奇人と戦うことはなく、子育てに追われている毎日です。
今日はどこにいる?今日は何曜日?今、何時?ちなみに日本時間は?なんて考えることはもうありません。
毎日一つの場所にいることなんて、機上で仕事をしていた頃からは考えられないライフスタイルです。
これがなんともいい!!!
スッチーを辞めたわたしですが、機上の奇人伝説、そしておもしろい同僚とのエピソードがまだまだいくつかありますので、ネタが切れるまで、更新もスロー気味すが 、がんばってしていきたいと思います。よろしくお願いします。
羊飼いと狼
昨日は長い文章を読んでくれてありがとうございました。
今日は昨日のつづきで恐縮ですが、Aさんの伝説がまだあるのです。
いただいコメントを拝見すると、周りにもいます、こういう人!というのが多くあり、いやーこういう人ってどこにでもいるんだ、と感心させられました。
しかし、こういう人がオフィスにいたり、ましてや、それが自分のルームメイトだったりすると、わたしが経験した12時間の苦痛なんかよりも、もっと耐え難いものだと想像します。
12時間ばかりでなく、24時間いや、46時中か・・・・・・
そんなAさんは年齢のほどは、おそらく40歳くらいだと思うのですが、ご結婚されていて、いつも同僚と疑問に思うのことがあります。
ご家庭でも・・・・ここが痛い、あそこが痛いとか、どこどこの調子が悪い、とか言ってるのだろうか・・・・
あの地獄のフライトを終えてからしばらくの間、わたしはAさんに吸い取られた生き血と精気をチャージするように、ランニングに没頭しました。
ナナコ(仮名)から電話がきました。
ナナコとはまったくの同期で何の気兼ねもなく話せる仲です。
リンゴ「もしもし?」
ナナコ「大ニュースなんだけどー!!!!Aさんのことなんだけど、」
リンゴ「もう思い出させないでよ!忘れてたのに!!!」
ナナコ「いやーこれは、すごいよ。」
リンゴ「何がー。」
ナナコ「フライト終わった後に、Aさん、タンカーで運ばれたらしいよ!」
リンゴ「はっ!?!?もうさー救急隊とか使うの無駄だってね。」
ナナコ「リンゴもよくわかってきたねーAさんのこと。いや、そうじゃなくて、マジで運ばれたんだって。」
リンゴ「仮病で運ばれたの?」
ナナコ「急性盲腸だったらしいよ・・・・・。」
リンゴ「えーーーーーーー!!!!」
ナナコ「それがさ、フライト中いつものように、おなかが痛い、って言ってたんだって。熱があると思う、とか、ダルい、とか歩けない、とかすごかったんだって。でもいつものことだと思って、みんな無視してたんだって。でもおばちゃんスッチーの中の一人が、Aさん本気だと思う、顔色が悪いし、ちょっとAさんの具合聞いてみて、って日本人の同僚に話してきたんだって。そしたらその日本人の人が、うん、さっきAさんと話してきた、大丈夫って笑ってた、っておばちゃんに言ったらしいの。そしたら、フライト終わって荷物もって飛行機出るときに、Aさんが急にしゃがみこんで、おなか押さえてたんだって。みんなはさ、ほらーAさん行くよー、なんてAさんに言っても来ないから、その日本人の人がキレちゃって、Aさん、もうー次はナニ!!!!!って近寄ったら、Aさんが脂汗かいてたんだって。」
リンゴ「うわー・・・・・・で、ほんとに具合悪かったんだね・・・・・。」
ナナコ「もう何も言えねえ・・・って感じでしょ?その日本人の人、運悪かったよね・・・・。それ聞いたら、イソップ童話の羊飼いと狼を思い出しちゃった。」
リンゴ「羊飼いと狼か・・・・・。」
ナナコ「もうAさんは羊飼いだね。」
わたしは少し考えた。
次にAさんと会うときはどう接したらいいのだろうか、また仮病だったら?実は本気で具合悪かったら?こんなに疲れるタイプの人はめったにいない・・・・だろう。
明日からしばらくの間お休みします・・・・・。
日々の低賃金重労働から解放されに、イタリアへ行って来ます。
次にみなさんとお会いするのは蝉の泣く頃だと思います。
それまで、みなさんも身体に気をつけて元気でいてください。
チャオ!
今日は昨日のつづきで恐縮ですが、Aさんの伝説がまだあるのです。
いただいコメントを拝見すると、周りにもいます、こういう人!というのが多くあり、いやーこういう人ってどこにでもいるんだ、と感心させられました。
しかし、こういう人がオフィスにいたり、ましてや、それが自分のルームメイトだったりすると、わたしが経験した12時間の苦痛なんかよりも、もっと耐え難いものだと想像します。
12時間ばかりでなく、24時間いや、46時中か・・・・・・
そんなAさんは年齢のほどは、おそらく40歳くらいだと思うのですが、ご結婚されていて、いつも同僚と疑問に思うのことがあります。
ご家庭でも・・・・ここが痛い、あそこが痛いとか、どこどこの調子が悪い、とか言ってるのだろうか・・・・
あの地獄のフライトを終えてからしばらくの間、わたしはAさんに吸い取られた生き血と精気をチャージするように、ランニングに没頭しました。
ナナコ(仮名)から電話がきました。
ナナコとはまったくの同期で何の気兼ねもなく話せる仲です。
リンゴ「もしもし?」
ナナコ「大ニュースなんだけどー!!!!Aさんのことなんだけど、」
リンゴ「もう思い出させないでよ!忘れてたのに!!!」
ナナコ「いやーこれは、すごいよ。」
リンゴ「何がー。」
ナナコ「フライト終わった後に、Aさん、タンカーで運ばれたらしいよ!」
リンゴ「はっ!?!?もうさー救急隊とか使うの無駄だってね。」
ナナコ「リンゴもよくわかってきたねーAさんのこと。いや、そうじゃなくて、マジで運ばれたんだって。」
リンゴ「仮病で運ばれたの?」
ナナコ「急性盲腸だったらしいよ・・・・・。」
リンゴ「えーーーーーーー!!!!」
ナナコ「それがさ、フライト中いつものように、おなかが痛い、って言ってたんだって。熱があると思う、とか、ダルい、とか歩けない、とかすごかったんだって。でもいつものことだと思って、みんな無視してたんだって。でもおばちゃんスッチーの中の一人が、Aさん本気だと思う、顔色が悪いし、ちょっとAさんの具合聞いてみて、って日本人の同僚に話してきたんだって。そしたらその日本人の人が、うん、さっきAさんと話してきた、大丈夫って笑ってた、っておばちゃんに言ったらしいの。そしたら、フライト終わって荷物もって飛行機出るときに、Aさんが急にしゃがみこんで、おなか押さえてたんだって。みんなはさ、ほらーAさん行くよー、なんてAさんに言っても来ないから、その日本人の人がキレちゃって、Aさん、もうー次はナニ!!!!!って近寄ったら、Aさんが脂汗かいてたんだって。」
リンゴ「うわー・・・・・・で、ほんとに具合悪かったんだね・・・・・。」
ナナコ「もう何も言えねえ・・・って感じでしょ?その日本人の人、運悪かったよね・・・・。それ聞いたら、イソップ童話の羊飼いと狼を思い出しちゃった。」
リンゴ「羊飼いと狼か・・・・・。」
ナナコ「もうAさんは羊飼いだね。」
わたしは少し考えた。
次にAさんと会うときはどう接したらいいのだろうか、また仮病だったら?実は本気で具合悪かったら?こんなに疲れるタイプの人はめったにいない・・・・だろう。
明日からしばらくの間お休みします・・・・・。
日々の低賃金重労働から解放されに、イタリアへ行って来ます。
次にみなさんとお会いするのは蝉の泣く頃だと思います。
それまで、みなさんも身体に気をつけて元気でいてください。
チャオ!
イタイイタイさん
毎日暑いですね・・・・
今日はうちの会社の同僚について話したいと思います。
機上で働く人間は本当に個性が豊かで、いろんな人がいます。外資系の場合はほとんどといっていいほどドライで小さなことは気にしない、前進前進♪という性格の人が多いです。
親元や国を離れたりしていたことがある人ばかりなので、みんな自立心があります。
わたしはわたし、あなたはあなた、というように、みんなと一緒のほうがいい、みんなと同じでなければいけない、なんてことは決してありません。
そして、あの人はわたしよりずっと年下のくせに!!!なんていうように、年齢でまず人を判断することも決してありません。
だから一緒にいて飽きないし、自由で楽しいんです。
わたしは航空会社3社を経験してきた中で、今までいろんな人に会ってきました。
そすていろんな同僚と働いてきました。
けれど、一人だけどうがんばっても苦手な人がいます。その人をここではAさんと記しますが、今日は彼女の話をしたいと思います。
成田へ向かうときはいつも気が重いのですが、今回はいつもに増して・・・・です。
そうです、Aさんとフライトだからです。ですが、ナナコ(仮名)も一緒なので、少し気が楽です。
ナナコ「あ、きたきた。」
Aさんはか弱そうに歩いています。
リンゴ「おひさしぶりです、リンゴです。今日はよろしくお願いします。」
Aさん「今日ね、あんまり調子がよくないんだよねー。」
人がよろしくお願いします、ってあいさつしているんだから、こちらこそ、とか言ってくれてもいいじゃないか。
わたしはもう一度、Aさんに言う。
リンゴ「今日、よろしくお願いしますね。」
Aさん「なんかさー、朝起きてからひざが痛くって、今日は死に物狂いで、空港まで来たんだよねー。」
はじまった。。。。。。。。(@ ̄Д ̄@;)
Aさんというのは常にどこか調子が悪かったり、痛かったり、する人なんです。日本語では何というのでしょうか?いつもどっか痛い人?でしょうか?
リンゴ「あ、そうなんですか、大丈夫ですか?」
ナナコが耳打ちをする。
ナナコ「心配しなくていいよ。するだけ損だから。あんたの良心もぎ取られるよ。」
Aさんとは同じギャレーで働きたくないな、と思っていたら、こういうときって何でこうなるのでしょうか。やっぱり同じギャレーになってしまいました。
そしてサービスが始まりました。
満席でとても忙しいフライトになりそうです。
だからAさんとも話さずに済む、そう思っていたは甘かったようです。
Aさん「あー首が痛い。なんか首から肩にかけてがすごい痛いんだけど。」
リンゴ「えー大丈夫ですかー?」
Aさん「もう働けないもしれない。ちょっと休みたいんだけど。」
リンゴ「パーサーに言ったらどうですか?」
Aさん「うーん、もうちょっと様子見てみる。」
サービスが始まるとギャレーはごった返します。
けれど、この会社ではおきらくごきらく♪にできるので、確かに忙しいのにかわりはありませんが、XXXで働いていたときほど、戦場ではありません。
みんなそれぞれカートを準備していると、
また・・・Aさん。
「あーなんか、腕がピーンとつっちゃって、なんか、曲げると痛いんだけど!!!!」
わたしは重いカートを引こうとしながら、声をかける。
リンゴ「えー大丈夫ですかー?」
Aさん「あーなんか、腕が曲がらないかも!!!」
リンゴ「カートひけないないですよね?」
Aさん「でも今日は満席だから、身体にムチうってカートひくわ。」
サービスが終盤になった頃、またAさん。
「どうしようー。なんか熱っぽい。。。。。」
リンゴ「体温計、わたし持ってますよ。測りますか?」
Aさん「ううん、いい。なーんか、熱っぽいんだよね。」
リンゴ「じゃあ、はかったほうがいいですよ!大丈夫ですか?」
Aさん「うん。大したことない。あーでもダルい。」
。。。。。。。。
リンゴ「大丈夫ですか・・・・?」
Aさん「うんー。今朝起きたときから、なんか、熱っぽかっただよね。」
あれ、朝起きたときから、ひざが痛かったんじゃないのか?
サービスが終わって、トイレチェックに行く振りをして、ナナコのところへ行った。
リンゴ「もうわたし耐えられないんだけど!」
ナナコ「わかるよ~気持ち。あの人、めっちゃヤバいよなあ~。疲れるでしょ。」
リンゴ「フライトの前半でわたし大丈夫ですか~?って何回言ったと思う?サービス中のあの忙しい中で、腕がピーンとしちゃったからなんとかで、カートが引けない、とか言うんだよ??」
ナナコ「だから、心配しちゃいけないんだって!聞こえない振りするのが、一番!!!」
リンゴ「いいかな?でもほんとに具合悪いかもしれないじゃない?」
ナナコ「あの人、ほんとに具合悪かったことってないんだよ。もう超有名で、みんな疲れるから一緒に仕事したくない、って言われてるんだよ。おばちゃんスッチーの中でも有名なんだよ。」
サービスが終わってからは、グループにわかれて休憩を取ります。
わたしはやっぱりAさんと一緒でした。
Aさん「なーんか、さっきから目が痛いんだけど~。」
ああ、また始まった・・・・・
わたしは聞こえない振りかつ、働いてる振りです。
Aさん「ねえ、聞いてるー?」
リンゴ「あーはい。」
Aさん「目が痛んだけど、どうしよう?」
リンゴ「あ、大丈夫ですか?」
Aさん「うーん、なーんか、目が痛いんだよね~。」
目が痛いからなんだ!!!もうわたしには返す言葉がありません。
すると、Aさんが今度は、
ゴホッゴホッ
咳をし始めました・・・・・・・
わたしは目をつむって見てない、聞いてない振りをします。
すると、Aさんが次は、
おなかを押さえて、歩いてきます。
Aさん「おなか痛いんだけど・・・・・・」
リンゴ「え・・・・・・」
目が痛くて、何だっけ?ひざが痛くて、ゴホゴホして、今度は腹痛かよ(◎`ε´◎ )内心ではそう言いたい!!
しかし、咳をしたり、おなかをおさえているAさんですが、おばちゃんスッチーは誰一人と声をかけません。
フライトが終わりになりかけた頃、また、Aさんが
「あー腰が痛いんだけど、もうーどうしようー。」
わたしはすでに疲れ果てています。(((( ;°Д°))))フライトに疲れたのではなくて、彼女の話に疲れたのです。
Aさん「ねーリンゴさん、聞いてる?なんか、さー腰の調子が悪いみたいなんだけど!なーんか痛いわ。」
わたしはこの人に生き血に精気をすべて吸い取られそうです。
リンゴさん「腰は気をつけたほうがいいですよね。」
こんな当たり障りのない会話しかできません。
Aさん「あーもう腰がわれそう!!!」
リンゴ「整形外科とかで診てもらったほうがいいんじゃないですか?空港に着いたら、空港内の病院に行ったほうがいいですよ。」
Aさん「でもね、わたし、いつも通ってるところがあるの!でもさーそこはすっごい遠くて、予約で一週間待ちなのよ。ウオークインで入っても総合病院並みに4時間とか待たされるんだから!」
リンゴ「でもあまりにも痛いのであれば、緊急でちょっと違うとところに診てもらって、湿布くらいもらったらいいですよ。」
Aさん「うううん、わたしはさっき話した診療所にしか行かないって決めてるの。」
リンゴ「でも今、痛いんですよね。我慢しないで、行ったらいいですよ。」
Aさん「あそこの先生しかわたしの身体わかってないから、いいの。」
でも、おまえは腰が痛いんちゃうか??どうにでもなれー!!!\(*`∧´)/
そんなこんなで、飛行機がようやく着陸し、空港を歩いているときでした。
またAさんです。
運転手に荷物を持ってもらっています。
ナナコ「Aさん、どうしたんですか?」
Aさん「もうひざが痛くて、ちょっと重い荷物をひけないんだよね。もうひざがすっごい痛いの!」
そう言いながら、彼女はびっこ引いて歩いています。
わたしたちはクルーバスに乗り、ホテルにチェックインしました。
ナナコ「お疲れ様~。後で話たっぷり聞くよ!どこで待ち合わせ?」
リンゴ「もう、ほんとありえないんだけど!ホテルのジムで待ち合わせね!」
ナナコとそう約束し、ジムに行くと、ありえない光景を目にしました。
あんなにひざが痛いとか、腰が痛いとか腕がピーンとしちゃったとか散々言っていたAさんが、
ランニングマシーンで走りまくっているのでした。
え・・・・・・・
失望とかそんなのよりも笑えてきました。
リンゴ「ねーナナコ、あれどう思う?」
ナナコ「だから、言ったじゃん。そういう人なんだって。」
リンゴ「わたしは12時間のフライトで生き血をすべて吸い取られたようだったのに!!!」
ナナコ「前にね、日本人の先輩で、フライト中に本気でAさんのことを心配して、ドクターコールしたことがあるんだって。」
ドクターコールとは、フライト中に具合が悪くなってわたしたち乗務員の力では、何もできない状況になったときに、機内アナウンスで「機内に急病人がいらっしゃいます。お医者様、または看護士の方はお近くの乗務員までお知らせください。」というようにお医者さんを呼ぶのです。
リンゴ「で、どうしたの?」
ナナコ「で、もちろん、Aさんはどこも悪くないわけ。それで、お医者さんに、みんなの前で、仮病ですね、って言われちゃったんだって。」
リンゴ「・・・・・・・で、どうしたの?」
ナナコ「それで、その先輩とAさんは今では犬猿の仲らしいよ。ドクターコールをする、って言った先輩をAさんは、いいです、必要ありません!とか言って言い合いになったらしいんだけど、先輩は良心でやったのか、それとも、以前からAさんのことをわかっていて、それでやったのか、誰も知らないんだよね。」
わたしはその先輩が、Aさんのことをわかっていて、それをやったんだと思う。
生き血を全て吸い取られるということはこういうことなんだと思う。
長い文章をここまで読んでくださってありがとうございました。
あースッキリしました。どうもありがとう♪
今日はうちの会社の同僚について話したいと思います。
機上で働く人間は本当に個性が豊かで、いろんな人がいます。外資系の場合はほとんどといっていいほどドライで小さなことは気にしない、前進前進♪という性格の人が多いです。
親元や国を離れたりしていたことがある人ばかりなので、みんな自立心があります。
わたしはわたし、あなたはあなた、というように、みんなと一緒のほうがいい、みんなと同じでなければいけない、なんてことは決してありません。
そして、あの人はわたしよりずっと年下のくせに!!!なんていうように、年齢でまず人を判断することも決してありません。
だから一緒にいて飽きないし、自由で楽しいんです。
わたしは航空会社3社を経験してきた中で、今までいろんな人に会ってきました。
そすていろんな同僚と働いてきました。
けれど、一人だけどうがんばっても苦手な人がいます。その人をここではAさんと記しますが、今日は彼女の話をしたいと思います。
成田へ向かうときはいつも気が重いのですが、今回はいつもに増して・・・・です。
そうです、Aさんとフライトだからです。ですが、ナナコ(仮名)も一緒なので、少し気が楽です。
ナナコ「あ、きたきた。」
Aさんはか弱そうに歩いています。
リンゴ「おひさしぶりです、リンゴです。今日はよろしくお願いします。」
Aさん「今日ね、あんまり調子がよくないんだよねー。」
人がよろしくお願いします、ってあいさつしているんだから、こちらこそ、とか言ってくれてもいいじゃないか。
わたしはもう一度、Aさんに言う。
リンゴ「今日、よろしくお願いしますね。」
Aさん「なんかさー、朝起きてからひざが痛くって、今日は死に物狂いで、空港まで来たんだよねー。」
はじまった。。。。。。。。(@ ̄Д ̄@;)
Aさんというのは常にどこか調子が悪かったり、痛かったり、する人なんです。日本語では何というのでしょうか?いつもどっか痛い人?でしょうか?
リンゴ「あ、そうなんですか、大丈夫ですか?」
ナナコが耳打ちをする。
ナナコ「心配しなくていいよ。するだけ損だから。あんたの良心もぎ取られるよ。」
Aさんとは同じギャレーで働きたくないな、と思っていたら、こういうときって何でこうなるのでしょうか。やっぱり同じギャレーになってしまいました。
そしてサービスが始まりました。
満席でとても忙しいフライトになりそうです。
だからAさんとも話さずに済む、そう思っていたは甘かったようです。
Aさん「あー首が痛い。なんか首から肩にかけてがすごい痛いんだけど。」
リンゴ「えー大丈夫ですかー?」
Aさん「もう働けないもしれない。ちょっと休みたいんだけど。」
リンゴ「パーサーに言ったらどうですか?」
Aさん「うーん、もうちょっと様子見てみる。」
サービスが始まるとギャレーはごった返します。
けれど、この会社ではおきらくごきらく♪にできるので、確かに忙しいのにかわりはありませんが、XXXで働いていたときほど、戦場ではありません。
みんなそれぞれカートを準備していると、
また・・・Aさん。
「あーなんか、腕がピーンとつっちゃって、なんか、曲げると痛いんだけど!!!!」
わたしは重いカートを引こうとしながら、声をかける。
リンゴ「えー大丈夫ですかー?」
Aさん「あーなんか、腕が曲がらないかも!!!」
リンゴ「カートひけないないですよね?」
Aさん「でも今日は満席だから、身体にムチうってカートひくわ。」
サービスが終盤になった頃、またAさん。
「どうしようー。なんか熱っぽい。。。。。」
リンゴ「体温計、わたし持ってますよ。測りますか?」
Aさん「ううん、いい。なーんか、熱っぽいんだよね。」
リンゴ「じゃあ、はかったほうがいいですよ!大丈夫ですか?」
Aさん「うん。大したことない。あーでもダルい。」
。。。。。。。。
リンゴ「大丈夫ですか・・・・?」
Aさん「うんー。今朝起きたときから、なんか、熱っぽかっただよね。」
あれ、朝起きたときから、ひざが痛かったんじゃないのか?
サービスが終わって、トイレチェックに行く振りをして、ナナコのところへ行った。
リンゴ「もうわたし耐えられないんだけど!」
ナナコ「わかるよ~気持ち。あの人、めっちゃヤバいよなあ~。疲れるでしょ。」
リンゴ「フライトの前半でわたし大丈夫ですか~?って何回言ったと思う?サービス中のあの忙しい中で、腕がピーンとしちゃったからなんとかで、カートが引けない、とか言うんだよ??」
ナナコ「だから、心配しちゃいけないんだって!聞こえない振りするのが、一番!!!」
リンゴ「いいかな?でもほんとに具合悪いかもしれないじゃない?」
ナナコ「あの人、ほんとに具合悪かったことってないんだよ。もう超有名で、みんな疲れるから一緒に仕事したくない、って言われてるんだよ。おばちゃんスッチーの中でも有名なんだよ。」
サービスが終わってからは、グループにわかれて休憩を取ります。
わたしはやっぱりAさんと一緒でした。
Aさん「なーんか、さっきから目が痛いんだけど~。」
ああ、また始まった・・・・・
わたしは聞こえない振りかつ、働いてる振りです。
Aさん「ねえ、聞いてるー?」
リンゴ「あーはい。」
Aさん「目が痛んだけど、どうしよう?」
リンゴ「あ、大丈夫ですか?」
Aさん「うーん、なーんか、目が痛いんだよね~。」
目が痛いからなんだ!!!もうわたしには返す言葉がありません。
すると、Aさんが今度は、
ゴホッゴホッ
咳をし始めました・・・・・・・
わたしは目をつむって見てない、聞いてない振りをします。
すると、Aさんが次は、
おなかを押さえて、歩いてきます。
Aさん「おなか痛いんだけど・・・・・・」
リンゴ「え・・・・・・」
目が痛くて、何だっけ?ひざが痛くて、ゴホゴホして、今度は腹痛かよ(◎`ε´◎ )内心ではそう言いたい!!
しかし、咳をしたり、おなかをおさえているAさんですが、おばちゃんスッチーは誰一人と声をかけません。
フライトが終わりになりかけた頃、また、Aさんが
「あー腰が痛いんだけど、もうーどうしようー。」
わたしはすでに疲れ果てています。(((( ;°Д°))))フライトに疲れたのではなくて、彼女の話に疲れたのです。
Aさん「ねーリンゴさん、聞いてる?なんか、さー腰の調子が悪いみたいなんだけど!なーんか痛いわ。」
わたしはこの人に生き血に精気をすべて吸い取られそうです。
リンゴさん「腰は気をつけたほうがいいですよね。」
こんな当たり障りのない会話しかできません。
Aさん「あーもう腰がわれそう!!!」
リンゴ「整形外科とかで診てもらったほうがいいんじゃないですか?空港に着いたら、空港内の病院に行ったほうがいいですよ。」
Aさん「でもね、わたし、いつも通ってるところがあるの!でもさーそこはすっごい遠くて、予約で一週間待ちなのよ。ウオークインで入っても総合病院並みに4時間とか待たされるんだから!」
リンゴ「でもあまりにも痛いのであれば、緊急でちょっと違うとところに診てもらって、湿布くらいもらったらいいですよ。」
Aさん「うううん、わたしはさっき話した診療所にしか行かないって決めてるの。」
リンゴ「でも今、痛いんですよね。我慢しないで、行ったらいいですよ。」
Aさん「あそこの先生しかわたしの身体わかってないから、いいの。」
でも、おまえは腰が痛いんちゃうか??どうにでもなれー!!!\(*`∧´)/
そんなこんなで、飛行機がようやく着陸し、空港を歩いているときでした。
またAさんです。
運転手に荷物を持ってもらっています。
ナナコ「Aさん、どうしたんですか?」
Aさん「もうひざが痛くて、ちょっと重い荷物をひけないんだよね。もうひざがすっごい痛いの!」
そう言いながら、彼女はびっこ引いて歩いています。
わたしたちはクルーバスに乗り、ホテルにチェックインしました。
ナナコ「お疲れ様~。後で話たっぷり聞くよ!どこで待ち合わせ?」
リンゴ「もう、ほんとありえないんだけど!ホテルのジムで待ち合わせね!」
ナナコとそう約束し、ジムに行くと、ありえない光景を目にしました。
あんなにひざが痛いとか、腰が痛いとか腕がピーンとしちゃったとか散々言っていたAさんが、
ランニングマシーンで走りまくっているのでした。
え・・・・・・・
失望とかそんなのよりも笑えてきました。
リンゴ「ねーナナコ、あれどう思う?」
ナナコ「だから、言ったじゃん。そういう人なんだって。」
リンゴ「わたしは12時間のフライトで生き血をすべて吸い取られたようだったのに!!!」
ナナコ「前にね、日本人の先輩で、フライト中に本気でAさんのことを心配して、ドクターコールしたことがあるんだって。」
ドクターコールとは、フライト中に具合が悪くなってわたしたち乗務員の力では、何もできない状況になったときに、機内アナウンスで「機内に急病人がいらっしゃいます。お医者様、または看護士の方はお近くの乗務員までお知らせください。」というようにお医者さんを呼ぶのです。
リンゴ「で、どうしたの?」
ナナコ「で、もちろん、Aさんはどこも悪くないわけ。それで、お医者さんに、みんなの前で、仮病ですね、って言われちゃったんだって。」
リンゴ「・・・・・・・で、どうしたの?」
ナナコ「それで、その先輩とAさんは今では犬猿の仲らしいよ。ドクターコールをする、って言った先輩をAさんは、いいです、必要ありません!とか言って言い合いになったらしいんだけど、先輩は良心でやったのか、それとも、以前からAさんのことをわかっていて、それでやったのか、誰も知らないんだよね。」
わたしはその先輩が、Aさんのことをわかっていて、それをやったんだと思う。
生き血を全て吸い取られるということはこういうことなんだと思う。
長い文章をここまで読んでくださってありがとうございました。
あースッキリしました。どうもありがとう♪
