第1883回N響定期公演Cプログラムの1日目を聴きに行ってきました。

日時: 2018.4.20 19:00開演
場所: NHKホール
指揮:ヘルベルト・ ブロムシュテット
ピアノ:  マリア・ジョアン・ピレシュ
プログラム:ベートーヴェン/ピアノ協奏曲4番・交響曲4番

とても感動的でした。

感動で、なかなかよい言葉がみつからないので、
素晴らしいブログをリブログさせていただきます!

久しぶりにNHKホールに来ました。
もっと写真を、撮っておけばよかったです。
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行きも帰りも、無理せずにタクシーで渋谷の坂道を登って、降って帰りました。

開演時間になり、舞台にブロムシュテットと、ピレシュが現れた時には、すでに感動していました。
ピレシュをエスコートされて登場したブロムシュテットは90歳ながら、背筋がシャキッとされて とても若々しいです。
ピレシュは、相変わらず女子力が高くて、何歳になられても女性らしくて可愛らしいです。
♪ブロムシュテットとなら私、ピアノやるわよ♪といった風情で、ブロムシュテットを頼りきった安心した表情でした。ピレシュって、きっと、とってもモテるのでしょうね。  

女流ピアニストは、技巧だけでなく、、女子力・美貌が必要ですね。      

ピリスって体のどこの部分切り取ったとしても、すべて 奏でられる音楽と少しもかわるところはなく、お優しくて、自然体の音楽そのもののお人柄なのだと想像してしまいます。

ピアノコンチェルトは、予想より、少しゆっくり目の演奏でした。

ピレシュは、色々な表記がありますので、私などは、マリア・ジョアオ・ピリスと言ってしまいそうになります。私の持っているモーツァルトソナタ集のCDがそういう表記でしたので。
ピレシュといえば、彼女が弾くモーツァルトはバイブルのような存在で、ピレシュ自身は神のような存在と言っても過言ではないでしょう。

引退するにはまだはやいように思いました。色々な思いが交錯されるのでしょう。しかし、テクニック的にはまったく素晴らしくて、やめる理由にはなっていません。
このベートーヴェンの4番のコンチェルトは、きっとこれまで千回は弾いてこられた得意曲でしょう。当然ですが、暗譜で弾かれました。とても、美しくて柔らかい音色の演奏でした。
  ソロで弾くよりも、室内楽で仲間とともに演奏する方が楽しいのかもしれません。
ピアノは一人で舞台に登場しますので、不安や寂しさを感じてしまわれる人が多いそうです。
アンコールを弾いてくださったのは、意外でした。ベートーヴェンの6つのバガデル 5番でした。
完売で満員のNHKホールの舞台に立って感極まられてる感じでした。
きっと ブロムシュテットに、「お客様が待たれてるよ、何かアンコールを弾いて」、と促されたのでしょうね。
非常に親日家のピレシュ。日本で、このような大歓迎を受けて引退公演ができて、良かったと思ってくださっているかしら。
私も聴くことができて、幸せでした。

音符ブルー音符ピンク音符むらさき音符音符

前日の19日には、東京に自家腫瘍ワクチンの注射を打ちにやってきました。これから約6週間程、週に1度のペースで、自分の腫瘍をすりつぶして作ったオーダーメイドのワクチンを打ちに、東京にやってきます。ゴールデンウイーク中も診療してくださいます!自由診療なので、決して安くありませんが、(しかし、オーダーメイド医療はアメリカなどでは何千万円の世界でしょう。それに比べると比較的安いのかな?)標準療法でわずか半年で再発してしまった私にとって、今のところ一番完治の可能性のある療法です。標準療法だと、5年後の生存率は僅か3%なのだそうです。前回は標準療法でしたから、グレード4の大きな腫瘍が再発してしまいました。
しかし、幸いにも今回も手術のできる部位の腫瘍だったことと、手術が成功して、全摘出できたことで、命はたすかりました。
3%の壁は、今回はとりあえず突破したのかな!!
希望を持って頑張ります!

音楽って素晴らしいです。
次は、5月の広響の音楽の花束コンサート(熊倉さん指揮)と、5月定期(秋山先生指揮)と、しまなみコンサート(広響・沼澤さんピアノ)に行くことをとりあえずの目標に、頑張ります!さらに琵琶湖へ大フィルとシーララを聴きに!
そして、6月の神戸のピアジュリアン!
楽しみは続きます。