ダン・タイ・ソン ピアノリサイタル
6月25日(日) 15:00
三原芸術文化センター ポポロ
プログラム
ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 op.45
ショパン:マズルカ 変ロ長調 op.17-1
ショパン:マズルカ ヘ短調 op.7-3
ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 op.50-3
ショパン:スケルツォ第3番 嬰ハ短調 op.39
リスト:巡礼の年第1年「スイス」から ジュネーヴの鐘
リスト:ベッリーニ「ノルマ」の回想
ー休憩ー
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960
アンコール:
ショパン: ノクターン 嬰ハ短調 遺作

まず、ホワイエに入るなり、目に入ってきたのが、ケイト・リウとチョ・ソンジンの2公演セット券の限定の特別先行販売の看板。

両公演とも、ポポロ会員の発売初日に購入する予定でしたので、真っ先に列に並びました。

良いお席がたくさんありました。
前の人の頭が気にならないということで、最前列のお席のチケットを選びました。

しかも、1000円の割引です!



細かいことをいえば、コンビニでの発券手数料もかかりません。





良席&割安! 大満足です。





本日の「ダン・タイ・ソン ピアノリサイタル」のチケットは発売初日の10時ぴったりにネットで購入、前から3列目のお席で喜んでいた次第ですので、
2公演セット券はどちらも最前列だなんて嬉しすぎます。

ちなみに、10月の「ピョートル・アンジェルデフスキ ピアノリサイタル」の倉敷公演も、先行予約の抽選で、最前列のお席が割り当てられていました。
この秋冬は、最前列での聴き比べとなりそうです!



次に、ホワイエで視界に入ってきたのは、CD販売コーナーです。

なんと、サイン会開催と書いてあるではありませんか!

ダン・タイ・ソンさんほどの大物がサイン会をしてくださるなんて、嬉しいですね!
勿論、購入しました。

ダン・タイ・ソンさんのショパンのCDは色々持っていまして、どれも気に入っています。
今回のリサイタルの曲目、シューベルトのソナタ21番が収録されている新譜のCDを購入しました。

今日は本当に運が良いです。
CDはタワレコさんが販売されていましたが、
なんとレシートまでくださいました。
コンサート会場の物販で、レシートをいただけることは、ほぼ皆無ですので、きっちりとされていて非常に好感が持たれました。

レシート発行はタワレコさんならではなのか、
あるいは、主催の広島ホームテレビさんとポポロの館長さんの方針かもしれませんが、画期的で良心的&几帳面な会計には感心いたしました。
ポポロでは、たくさんの知り合いの方々にお会いすることができました!

皆様から、「この間、新幹線大変だったですね。
ブログ読みました!」とお声をかけていただきました。
ブログ読みました!」とお声をかけていただきました。暖かいお言葉、ありがとうございました。

m(_ _)m
あれから少し風邪気味なのと、足の冷えが治らず、スッキリしないのですが、これも年齢のせいかと思います。若い時のような無理はできなくなりました。




さて、演奏です。

最初はショパン。
今回のショパンの曲目は、嬰ハ短調でまとめられているようですね。
まず、しっとりとした嬰ハ短調の前奏曲で始まりました。
やっぱり、ダン・タイ・ソンさんの音は美しいです。
マズルカの組み合わせで面白いと思ったのは、
op.17、op.7、op.50から1曲ずつを
3曲まとめて1つの作品のように演奏されたこと。
不思議な気持ちで聴きました。
意外なことに、とても良かったです。
ショパンは、生涯、コンスタントにマズルカを作曲し続けていたし、自然体のマズルカがベースにあって、その中で大曲が綺羅星のように存在するイメージですので、このように、子供時代のマズルカと晩年のマズルカを組み合わせても違和感を感じないのでしょう。
1曲ほど、変ロ長調のマズルカを入れてあるのは、シューベルトの21番の変ロ長調のソナタの伏線かもしれません。
あるいは、シューベルトのソナタ2楽章は嬰ハ短調なので、嬰ハ短調でまとめられたショパンの楽曲もまた、後半のシューベルトを強く意識した選曲なのかもしれません。
(プログラムを購入していませんが、ひょっとしたら、こういった経緯が書かれているかもしれません)
次に、スケルツォ3番。こちらも嬰ハ短調。
弱音が非常に美しかったです。

前半の締めくくりは、リスト2曲。
リストは、そんなに私の好みの作曲家ではないのですが、エンターテイメントとしては面白いと思います。
ショパンやシューベルトとは違う華やかな音色を楽しませていただきました。

休憩後は、いよいよ、お待ちかねのシューベルトのソナタ21番。

今回、一番楽しみにしていた曲です。
1楽章の出だしの音色の柔らかさに、ぞくっときました。
シューベルトの21番のソナタは、本当に美しい曲です。
シューベルトの最晩年の曲、といっても、まだ31歳。
本能的に死を予感していたかもしれないけれど、決して死が身近にあったわけでなく、シューベルト自身は未来を思い描いていたのかと思うと、切なくなりますね。
ダン・タイ・ソンさんは、1曲ごとに立ち上がられ、お辞儀をされました。
カーテンコールでの穏やかな笑顔と丁寧なお辞儀も素敵でした。

アンコールは、予想通り、ショパンの遺作のノクターン。
そして、これも嬰ハ短調。
非常にまとまりのよいプログラムで、センスの良さを感じる選曲でした。
ダン・タイ・ソンさんの美音を堪能できて、
至福の時を過ごすことができました。
サイン会は長蛇の列でした。
握手や写真撮影にも応じていらっしゃいました。
(私も握手をお願いすればよかったです。)
サインをしていただいたCD。

※追記 2017.6.29
先ほど、広島ホームテレビさんから宅配便が届きました。
開けてみれば・・・
なんと、ケイト・リウさん&チョ・ソンジンさんのサイン色紙が当選していました!

ありがとうございます!




本日は、雨が降ったりやんだりのお天気でした。
雨の合い間に、ブラックベリーを収穫しました。

黒く完熟した実だけを収穫します。




今年は豊作なので、食べきれない分は、冷凍保存してスムージーの材料にする予定です。




日曜日の朝、旅行にご一緒したY様からデンマーク音楽紀行のフォトブックが届きました。

6/20に広島で開催されたデンマーク音楽紀行を語る会に出席できなかったので、わざわざお送りくださったのです。
今は、こんな素敵なフォトブックができるのですね。
先日は、S様から動画を撮影・編集してくださったDVDが届きました。
皆様、凄いですね。

私は写真を焼き増ししてお渡ししただけ、、、。
今後は、私もひと工夫しようと思います。












