ル・ポエム・アルモニーク

17世紀パリのスペイン・バロック舞曲

日時: 2017.5.24(水) 19:00開演

場所: 兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール

出演: ル・ポエム・アルモニーク(古楽アンサンブル)
ヴァンサン・デュメストル
(音楽監督/テオルボ/バロック・ギター)
クレール・ルフィリアートル(ソプラノ)
フィオナ・プパール(ヴァイオリン)
ルカ・ペレス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エリーズ・クリスティアンス(ヴィオローネ)
ペレ・オリヴェ(パーカッション)

曲目: 
ブリセーニョ:エスパニョレータ(スペインの女)
ブリセーニョ:サラバンダ「さあ踊ろう!サラバンダだ」
作者不詳:トノ・ウマーノ「泣け、泣くがいい、わが両の目よ」
ブリセーニョ:ビリャーノ「侯爵様の馬は」
ブリセーニョ:パッサカーリェ「おれが仕込んできたなら、俺の妻を」
イ・コル:ガイタの調べによる変奏曲
デ・ラ・バルカ:「人生は夢」
ル・バイイ「私は狂気」
作者不詳:カナリオ
ムリニエ:スペイン風エール「小舟は今、岸辺にあって」
作者不詳:「違う、おれは違うんだ」ウプサラ歌集より
作者不詳:ビリャンシーコ「そよ風はささやくように」※曲目変更
ブリセーニョ:フォリア(前奏と即興)〜フォリア「山暮らしのお嬢さん、あなたは両目で」
ブリセーニョ:セギディーリャ「教えて、何が嫌なの?」




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珍しく、古楽の演奏会を聴きに行きました。

しかも、はるばる西宮まで。新幹線


複数の関西のオケの定期会員になられている福山在住の方がいらして、ザ・シンフォニーホール(大阪)でばったりお会いした時に、
「都合が悪くなって、行けなくなったのだけど、アップルツリーさんなら福山からでも行かれるでしょ?」と、チケットをくださいました。


ありがとうございます!

・・そう、私なら、たとえ海外旅行帰りで疲れていようが、予定がなければ出かけますよ!



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神戸女学院小ホールの方に入るのは初めて!
とてもよく響く、素敵なホールですね。

しかも、いただいたチケットのお席は、正面のとても良いお席でした。


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古楽には、これまであまり興味がなかったので、(最近流行りのピリオド奏法にもあまり興味がなく)、ほとんど聴く機会のなかった古楽の演奏会。


主催のホームページより、解説を引用します。

新鮮でエレガントな古楽の再現で、世界中を虜にするフランスのアンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク。
今回のテーマは、17世紀パリで大流行したスペインの舞曲。
才人ヴァンサン・デュメストルをはじめ、古楽のスペシャリスト集団が奏でるバロック・ギターや太鼓、カスタネットの躍動感。心のままに直球でうたいあげる、情熱的な恋のうた。
当時のパリを熱狂させた音楽が蘇ります。


休憩なしで、約80分くらいの演奏会。
とても、楽しめました!

曲自体にもあまり馴染みがないため、どれを聴いても新鮮で、「ルイ14世の宮廷バレエはこんな感じだったのね♪(踊りはないのですけど)とすっかり雰囲気に浸っておりました。

太鼓やタンバリン、といったパーカッションがとても面白かったです。表面をなでて、波の効果音のような音を出したり、ドラマティックに演出したり・・。
情熱的なカスタネットがスペイン風。
狂気のような激しさや躍動感があるのに、いたってエレガント。
17世紀の王宮の雰囲気がありました!
バロックギターの哀愁を帯びた響きも素敵でした。
ピッチの低いヴァイオリンのヴィブラートのない音は、どこか懐かしい感じで、モダンヴァイオリンの大きな音を聴きなれた耳にはとても新鮮でした。

こういう編成、曲目は、響きのよい小規模のホールで良さがでますね。

近年は、古楽ブーム。
周囲は、熱心な古楽ファンの方ばかりのようにお見受けしました。


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アンコールを2曲演奏してくださいました。


自分では、これまでチケットを買ったことがないジャンルですが、何事も経験ですね。
楽しかったです。

帰りは、新幹線の時間に余裕があったので、
西宮北口から阪急の各駅停車で三宮へ。
地下鉄で新神戸まで行きました。


新神戸駅の売店が閉まっていることを想定して、神戸のお土産(全て食品)は、演奏会前にたくさん買っていたので、大丈夫です

新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線前