ラ・フォル・ジュルネの最終日は、こどもの日。

お天気は、五月晴れ!


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宿泊していたホテルには、昭和初期の
京都『丸平大木人形店』の立派な五月人形が飾られていました。

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《勝って兜》


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《木馬乗り》


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宮家や華族に愛された名品です。

素晴らしい五月人形を拝見できて、本当にラッキーでした。

♪  ♪  ♪

3日目の有料公演は、

【315公演】Aホール、19:00~19:45

大自然のパノラマ~超名曲を極めつけの演奏で

ルーカス・ゲニューシャス(ピアノ)
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス(指揮)

プログラム: 
ヴィクトロワ:青龍 
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23


今朝、出かける前にプログラムを確認して、びっくり!目

1日目にあまり好きでなかった現代曲が、今日もまたプログラムに入ってるー!あせる

ゲニューシャスの演奏を聴きたいがためにチケットをとったので、もう一方の曲は眼中になかったのです。
。。。わざわざ2回も聴くことになるとは。あせる


さて、実際の演奏です。音譜

1曲目の『青龍』は、2回目だけあって、アンサンブルも表現も、一昨日よりよかったです。

ただ、チェロやコントラバスを叩いて音を出すのは、何だか楽器がかわいそうな感じがして、やはり、この曲は好きになれません。

でも、演奏はよかったと思います。


2曲目は、いよいよ、ゲニューシャスさんの登場!

今年1月のN響との共演で、すっかりゲニューシャスさんのファンになってしまいました。
1月の時は、お顔がヒゲにおおわれてて、クマさんのような外見に驚きました。
今回はクマさんをお迎えするつもりで心の準備ができていました。
そのせいか、ヒゲは健在でしたが、記憶(思いこみ)よりもスマートな印象でした。
なかなか素敵です。キラキラ

演奏は、今回も期待を裏切らず、素晴らしすぎでした!

去年さんざん聴きまくったチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番。
ソロは今ひとつな演奏が多かったので、チャイコのイメージが悪くなっていました。
ゲニューシャスさんの演奏のおかげで、この曲も名誉挽回かも。。。

圧倒的なピアノに酔いしれましたが、一方で、オケは破綻寸前でした。

3楽章からは、ゲニューシャスさんのスピードにウラル・フィルは全くついてこれません。
不協和音になりながら、なんとか終了です。

2楽章の管楽器やチェロなどのソロパートとピアノとの掛け合いも、練習不足気味。。。
こんな美しいピアノと愛が語り合えるのだから、せっかくならもっと上手に弾きたかったでしょうに。。。

ひょっとして、消化不良気味なのかもと思って、LFJのスケジュールをみたところ、
ウラル・フィルって、今回、一体、何曲の本番があったのでしょうか。
ざっと数えただけでも9公演はありました。

これは、明らかに練習不足で消化不良でしょうね。 。

しかし、ゲニューシャスさんのピアノが素晴らしかったから、大満足です。

楽しかった!
また、来年も来たいです(^_-)-☆

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