今日は、1月7日。
七草粥を食べて、新しい年の無病息災を願う日です。
今年の七草粥パックは、赤米入りがトレンドのようでした。
昔飼っていたインコが大好きだった雑草『はこべら』・・子どもの頃にひよこ草と呼んでいた『はこべら』が、デパ地下で売られているのは、不思議な気持ちがします。
お粥に、焼いたお餅を小さく切って入れるのが私流。
朝からお粥の支度をしました。
七草は、さっと色鮮やかに茹でて、冷水にとり、細かく刻んで、最後の仕上げにお粥に加えます。
赤米を入れているから、なんとなく茶色っぽくなってしまいました。
例年、もっと緑色が鮮やかなのです。
1年振りの七草粥は、とても美味しくて、あっという間になくなりました。
冬になると、
ベランダには、スズメ達が毎朝早くからやってきます。
チュンチュン、ご飯をちょうだい、と賑やかです。
近づいても逃げないどころか、こちらに寄ってくるのですが、スマホのカメラを向けるとびっくりして逃げてしまうので、遠くから望遠で、勝手口の網戸越しに写しました。
(写真は、ちょっとぼやけてしまいました)
お米を少しあげると、すっかり満足して、羽を膨らませて寛いでいるようです。
夏は食べ物に困らないので、餌をねだりにやってくることはほとんどないのですが、冬は食べ物が不足するので、私達を頼ってやってきます。
人懐っこくて、とても可愛らしい姿に、毎日癒されています。
わが家の猫は、スズメが怖いみたいで、
スズメの姿が見えると、
カカカ、と小さな声で鳴いて
いそいそと逃げていきます。
スズメ達は、部屋の中にいる猫など、全く怖くないようです。
その猫の今日の様子は、というと、
高い所へ上がり、腕を前で組んで、
ショパンのピアノ協奏曲のCDをじっと聴いていました。
クシシトフ・ヤブウォンスキのショパンの2枚組のCD。
今年に入って、私が繰り返し聴いているお気に入りです。
2005年の福山でのリサイタルの際に、購入してサインしていただいたものです。
久しぶりに聴くと、このCDのピアノの中低音部の響きがたまらなく好きだったことを思い出しました。
ショパンの2つのコンチェルトは、ショパンが10代後半から20歳にかけて作曲された曲。
特に協奏曲第1番は、故郷ポーランドを離れ、音楽家として生きていく決意に満ちた曲です。
みずみずしくて、飛翔をイメージさせる曲想は、新しい年の始まりにぴったりのような気がします。
2楽章は、切なくロマンティックで、自然と涙が出てしまいます。
つい、集中して聴き入ってしまうので、BGMにはならないのです。。
年が明けて、まずは、ショパンの協奏曲の1番でスタートしました。