今日はクリスマスイブです。

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写真は、中国新聞文化センター尾道教室の
幸せを運ぶプリザーブドフラワー講座の12月の教材です。

クリスマスとは、キリスト教の降誕祭のことで、
イエス・キリストの誕生日のお祝いをする日です。
クリスマス・イブは、その前夜。
イブはイブニングからきています。
イエス・キリストの誕生日については、昔から諸説ありますが、
冬至祭の影響を受けて、
今から1800年くらい前より、12月25日をクリスマスとするようになったようです。


冬至は、太陽の誕生日。
1年で1番昼が短いこの日に、太陽が生まれ変わり、
新しい年の始まりとなります。


ところで、十二支の順番は、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥と、
子(ね)から始まります。
子月とは、12月のことです。
では、なぜ、1月(丑月)が最初でなく、12月から始まるのでしょう。

それは、12月が冬至を含む月だからです。

このように古くから、世界中で、冬至を新しい年の始まりとして
お祝いする習慣があったのですね。

日本経済新聞の記事によると、
今年の冬至は、『朔旦冬至(さくたんとうじ)』といって、
19年ぶりに冬至と新月が重なる、おめでたい冬至だったのだそうです。
朔とは、新月のこと。
すなわち、太陽と月の両方が、同時に新しく生まれ変わった日だったのです。

冬至、大晦日、元旦、節分、立春、と
これから、気が入れ替わっていく期間となります。
新年に向けて、心機一転、目標をたてて頑張っていきたいですね。

ちなみに、新月に願い事をすると、叶うと言われています。
紙に、願い事を書くのもよし。
願い事を、十回、口に出して唱えてみるのもよいでしょう。
(口に十と書いて、叶うという字となります。)

♪ ♪ ♪

さて、来る2015年は、5年に一度、ポーランドで開催されるショパンコンクールの年です。
ポーランドの現地報道では、現在のところ、
ショパンコンクールの日本人参加者のエントリー数は88名。
国別で最多なのだそう。
日本人は、本当にショパンが大好きなのですね。
来年は、ショパンコンクールブームになりそうな予感です。
ぜひ、ポーランドに行って、コンクールを鑑賞してみたいですね。

最近、インパクトのあったニュースとして、
ポーランドの聖十字架教会の壁に安置されているショパンの心臓を
約70年ぶりに取り出して調査したという報道がありました。
二重の木箱に納められたクリスタルの小瓶の中に、
黄金色の液体に浮かんだこぶし大の心臓。
その濃いピンク色に、『まるで昨日、体から取り出したみたい』と声が上がったそうです。
このニュースには、とても感動して鳥肌がたちました。
ショパンの心臓は、死後160年以上経た今でも、
新鮮なまま生き続けている・・・。
ショパンの時代は、決して遠い昔のことでない・・・。
・・・詳しくは、朝日新聞デジタルで読むことかできます。
【ショパン、祖国に眠る心臓 70年ぶり調査、死因に迫る:朝日新聞デジタル】
ぜひ、ネットで検索してみてください。
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来年も引き続き、横山幸雄先生のショパン講座~ショパン全曲演奏会をどうぞお楽しみに。
次回、第7回は、2月23日(月)です。
2015年のショパンコンクールイヤーをふまえ、
来年の最初のショパン講座は、多少のプログラム変更をしてお届けすることになりそうです。

詳細が決まりましたら、お知らせいたします。