実りの秋、芸術の秋の到来ですもみじ


廿日市市吉和にて。

トトロが現れそうな趣のあるバス停。
黄金の稲穂が、夕日に輝いていました。


ススキが風に揺れて、秋の風情です。


ウッドワン美術館(廿日市市吉和)の上村松園展に行ってきました。

松柏美術館コレクションを中心とした本展覧会は、
美人画の巨匠、上村松園の作品を中心に、
上村家三代の名品を集めた展覧会です。
残念ながら、会期は10月5日(日)まで。

興味深かったのは、下絵の展示が多かったこと。
動きのあるしなやかな女性を描くための過程を見ることができて、とても勉強になりました。
松園の美人画は、本当に美しいです。

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この秋、広島県内では、おすすめの展覧会がたくさんあります。
見応えのありそうなものばかり…。
その中から、いくつかご紹介いたします。

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~ポーラ美術館コレクション~
モネ、ルノワールからピカソまで
会場:  広島県立美術館 (広島市中区上幟町)
会期:  2014.9.13(土)~11.9(日) 会期中無休
開館時間: 9:00~17:00 (金曜日は20時まで)

こちらは、近日中に行く予定です。
モネ、ルノワールをはじめとする印象派から、
セザンヌ、ゴッホなどのポスト印象派、
さらにローランサン、マティス、ピカソなどの20世紀の巨匠に至る、
ポーラ美術館の珠玉の名画72点が展示されています。

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竹内栖鳳展~生誕150年記念~
会場:  海の見える杜美術館 (廿日市市)
会期:  2014.11.1(土)~12.14(日) 
開館時間: 10:00~18:00

今秋、私のイチオシの展覧会。 
竹内栖鳳は、近代日本画の巨匠の中でも、
特に、そのデッサン力とオリジナリティーで見る者を圧倒します。
私の大好きな画家の1人です。 
今回の展覧会の見どころは、
新聞で発表のあったように、幻の、唯一の本格的な油絵「スエズ景色」。
なんと、113年ぶりに公開されます。

海の見える杜美術館は、場所が不便なのが難点ですが、
コレクション、企画ともに非常に優れています。

美術館カフェ「カフェ・ド・ラ・ポスト」のテラス席で、対岸の宮島を眺めながらのお茶は最高ですコーヒー
カフェの絵はがきのサービスが素敵です。
お茶を飲みながら、親しい人にお手紙を書いて、カフェのポストに投函。
寒くなる時期には、ガスストーブの暖かい炎の傍で
ドイツ・デドン社のラタンのソファーに座り、ゆったり寛げます。
スイーツも本格的ラブラブ
カフェには毎回必ず立ち寄ります。
癒しと充電のひとときが味わえる、ちょっと隠れ家的な美術館です。

遊歩道では、季節ごとに、四季折々の花々や紅葉が楽しめます。
梅、桜、紅葉の季節が特におすすめ桜
初夏にはホタルを見ることができるらしいので、蛍狩りの季節にも一度行ってみたいですね。
 
ちなみに、私は、栖鳳展の初日に伺う予定です。  


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尾張徳川家の名宝~優美なる茶と香の世界~
会場:  広島県立歴史博物館 (福山市)
会期:  2014.10.17(金)~11.30(日)
開館時間: 9:00~17:00

こちらの見どころは、国宝、初音の調度。
徳川家光の娘、千代姫の婚礼調度です。
以前、拝見した際、江戸時代の素晴らしい職人芸に目を奪われました。
福山は混み合わないと思うので、もう一度、ゆっくりと鑑賞したいです。

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芸術の秋、美術館で、至福のひとときをお楽しみくださいアート












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