先日、仕事で東京に行く機会がありましたので、足をのばして、リストランテペガソにて開催された横山幸雄コンサートディナーに行ってまいりました。

リストランテペガソとは、横山先生がオーナーのイタリアンレストラン。
南青山にあります。

横山先生は、京都・祇園にあるリストランテキメラというイタリアンレストランのオーナーでもいらっしゃいます。
2店ともに、お店の雰囲気は素敵で、お料理のお味は素晴らしく、ワインのセレクトも申し分ありません。
先日、偶然、食べログというサイトを拝見して驚きました。キメラはイタリアンの京都で堂々のランキング1位!
ペガソもオープンしてまだ1年未満ですのに、東京都のイタリアン激戦区で上位に上がっていらっしゃるではありませんか。
勿論、納得の結果です。
キメラは、常連のかたにお聞きするとコンサートディナーで今まで一度も同じメニューが出されたことがないとのこと。
すごいの一言です。

月に一度、それぞれのお店でコンサートディナーが開催されます。

お店に設置してあるピアノは、
キメラは、ショパンの愛したプレイエル(アンティーク)
ペガソは、約40年前の製造のニューヨークスタインウェイ。
それぞれ、サロンコンサートにぴったりの大きさで、柔らかい音です。

さて、ペガソでのコンサートディナー当日の演奏曲目ですが、

♪ショパン ピアノ協奏曲1番2楽章 (独奏版)
♪ショパン ワルツ 2番
♪ショパン ワルツ 5番
♪ショパン ワルツ 7番
♪シューマン クライスレリアーナ

ピアノ協奏曲1番2楽章は、2楽章単独の演奏でもしっとりとロマンチックで素敵でした。
ワルツ3曲も含めて、サロン音楽にぴったりです。
ショパンの時代は、大きなホールでなく、むしろこのようなサロンで演奏されることが圧倒的に多かったのです。
演奏家の息使いまでもが身近に感じられる距離感。
横山先生がこのようなかたちのサロンコンサートを好まれるのは、人と人との距離間を大切になさりたいというお気持ちと、
ショパンの時代を彷彿とさせるサロンコンサートの再現、など、さまざまの思いがあってのことのようです。
クライスレリアーナは、もうすぐ発売になる新譜のCDに収録される曲です。
一足先に、仕上がりを感じることができました。

さてさて、メインのお料理のメニューです。



素晴らしいお料理に舌鼓です。
それから、ワインの素晴らしいこと!
ペガソの開店1周年記念として出されたシャンパーニュ、
KRUGの1998年もの、ヴィンテージ!
今回、特別にいただきました!感動のお味でした…♪。
今ですと、1周年記念限定ディナーにKRUGが一杯ついています。
(なくなり次第終了とのこと)
大切な日のお食事に、ぜひぜひ、おすすめいたします。
(一部写真掲載いたします。)

KRUG 1998年 ヴィンテージ

山形産猛者海老と生ウニ うすいエンドウ豆のピュレ 海老の旨味コンソメジュレ

青森産天然平目と鎌倉大根のインサラータ いくら、ウイキョウと共に

ニューヨーク・スタインウェイ