福山発の文化発信!「アップルツリー」
~「白井朝香 シタースプリングレクチヤーコンサート」のご案内~

 

 空洞化が進む福山市中心部から、質の高い文化・芸術の発信をし、地域の活性化に貢献できたらと願い、昨年、福山市霞町1-3-25林檎ビル4階(旧三井住友海上ビル)に、多目的ホールアップルツリーを開業いたしました。

さる1122日に開催した横山幸雄ショパンコンサートは、「福山でこのような上質の演奏が聴けるとは」、と大きな反響を呼びました。

2014年1月10日号の経済リポート誌のコラム「四季」欄に、福山の文化を担う民間施設として、身に余るお褒めのお言葉をいただき、大変光栄に思っております。

今後とも、福山の芸術・文化の振興活動に微力ながら努めていく所存でございます。



※アップルツリーでは、ホールの貸し出しも受け付けております。

 中ホール…定員60名(机・椅子使用)

         ~100名(椅子のみ使用)

 小会議室…定員24名(机・椅子使用)

 文化発信という意味では、ジャンルは問いません。

 広い意味での文化発信、講演会、研修会等、

 受け付けております。

 楽器、機材の持ち込みは自由です。

 (但し、ピアノの使用については、主催行事に

  限定し、貸し出しについては原則、お受け

  いたしておりません。)

 ※お申込みは、専用の申込書がございますので、

  まずはお電話でお問い合わせください。



アップルツリーでは、自主企画(主催)行事といたしまして、月に1度のペースでクラシックコンサートを開催いたします。

2014年2月より2年をかけて、日本を代表するピアニスト横山幸雄氏によるショパン全曲シリーズをお届けいたします。

第1回目は、2014年2月28日(金)午後7時からとなっております。詳細は先の記事をご参照ください。



 3月は、下記の通り、20143月23日(日)14時より白井朝香フランスシタースプリングコンサートを開催いたします。


 
  アップルツリーの経営は、㈱ファースト・アーツが行っていますが、グループの母体は医療機関です。アップルツリーは、シターが県立広島病院の緩和ケアの為の音楽療法として取り上げれていることに着眼し、音楽療法としてのシターのレクチャーコンサートとして、福山の皆さまにご紹介したいと思っております。

《音楽療法としてのシター》
① 美しい音色が癒しの音楽となる。(緩和ケア・不眠症ケア)
② 手の動きの幅が狭いので、リュウマチや運動機能障害のリハビリに。
③ 持ち運び可能で、電源が不要なことから、様々な場所での演奏が可能。
④ 歌の伴奏楽器として使用でき、 移調も容易で、歌いやすい。
…等、医療現場や施設、サロンなどで活躍の可能性を秘めています。

 演奏者の白井朝香さんは、西日本唯一のシター奏者。宮島の観光親善大使に任命され11月4日に世界遺産厳島神社で奉納演奏をされました。

この珍しい楽器をお客様に実際に触っていただく機会もございます。シターについてのレクチャーをまじえた癒しのひとときをお楽しみください。



日時: 2014年3月23日(日) 14時開演 (13:30開場)
 会場: 林檎ビル4階アップルツリー
 入場料: 全席自由で、前売り2500円(当日券 3000円)


※チケットのお申込みは、メールかお電話またはFAXでお願い申し上げます。



  お電話 084-982-8627

  Fax   084-982-8657

 メール apple_tree_hall@yahoo.co.jp


シタースプリングコンサート
~春の日の花と輝く~


-program-

アメイジング グレイス
アヴェマリア
賛美歌「いつくしみ深き」
美しき日本の四季 より「春」
早春賦~朧月夜~荒城の月~桜~春の日の花と輝く

etc.

白井朝香プロフィール
広島在住のヴァイオリン・シター奏者。 2004年シターと出会い、神戸の日仏文化サロンおよび東京古典楽器センターにてシター演奏法を学ぶ。エルザレム会修道士ダミアン原田氏に師事。
2009年 世界平和記念聖堂での公演をきっかけに、中国地方では唯一のシター奏者としてデビュー。「祈りの楽器」シターの音色と共に広島から平和への想いを伝える活動を開始。2010年光の響サロンをオープン、2012年シター教室を開設、後進の指導にもあたる。
日仏協会、光の響サロンコンサートなどで定期的に演奏する他、美術館での演奏、朗読や演劇などとの共演も数多くこなす。また、県立広島病院緩和ケア病棟などで音楽療法としての演奏にも取り組んでいる。
2013年夏 シター奏者デビュー3周年を記念してソロCD Hommage~賛歌~をリリース、秋には東京オペラシティ近江楽堂、京都、広島などでコンサートを開催。また宮島観光大使に任命され、南仏エクスアンプロヴァンスでチャリティコンサート、在マルセイユ日本総領事表敬訪問。世界遺産厳島神社にて奉納演奏するなど、音楽を通じた親善にも努めている。


シター(cithare/仏)
南フランスの修道院を中心に、神を賛美する歌や感謝の祈りの伴奏楽器として伝えられてきました。日本ではまだその名をあまり知られていませんが、歴史は古 く旧約聖書の詩篇の中にもその名を見ることができます。19世紀以降に少しずつ改良が重ねられ、今日では独奏楽器としても用いられるようになりました。 120本あまりの弦を張り、右手で旋律、左手で和音を指で弾いて演奏する素朴な楽器です。天から降りそそぐような美しく優しい癒しの音色は、聴く人の心に 深く響き渡ります。