今となってはもう2ヶ月も前の話。
やっと落ち着いてきたので、また忙しくなる前に記録しておこう。
妊娠5ヶ月で実家に戻って、やっと絨毛膜下出血も落ち着き、7ヶ月にして安静指示が解けて安心した矢先。
9/30(月)の早朝、ん?汗かいた?おもらし?嫌な予感。たった27週。気のせいならいい。すぐに病院へ連絡、息子は父に託し、母と急いで病院に向かう。

破水検査、とりあえず陰性。一旦帰宅して様子を見ることに。
安静にしていたけど、夜7時再び液体がジワリ。量もさっきより多い。再診で、破水検査ばっちり陽性。

即入院になり、破水→勿論出産しなけばならない。いくらなんでもそりゃ早すぎでしょう!

不安定で、つわりさえ終わらない辛い妊娠がゆえ、毎日の「早く出産してしまいたい~。」なんて思いが通じてしまったのか。。。
日本でかかりつけの産院にはNICUがないので、産科が有名な大きな総合病院に救急車で転院となり、「明日緊急帝王切開になるでしょう。」とのこと。私勿論パニック状態。

転院先で精密検査の結果、意外にもまだ羊水は十分あるので、取り敢えず様子を見て、産まなければいけない間際まで出来るだけ日数を稼ぐことに。この時期の1日1日の違いは大きい!空いた穴から感染しないように、抗生物質を投与、張り止め点滴、肺機能発達促進のステロイド注射等。。。未熟児出産の対応に最善が尽くされる。私はベッドで絶対安静。どれだけ羊水を流さないかが大きなポイント。それが私のできる唯一の努力。
ヤンゴンに主人を放置して、大事を取って長期で実家に帰って来て、本当に正解でした。ヤンゴンにはNICUの設備がないので、32週以前の出産は生存できません。
日本の医療設備と技術、管理体制はさすがですね。本当にすごいです。
マレーシアやシンガーポール、ヤンゴンだと、大きな病院にかかった時、よく長時間放置されて「私忘れられてるよね?」と思うんですが、日本の病院、安心感が違います。たくさんいるスタッフ全員が私の症状をしっかり把握していて、頻繁に声をかけてくれ、その連携の確かさに圧巻です。現在の状況、対策、方針、未熟児の生存率、障害発生のリスク等、担当医が的確に教えてくれ、緊急事態ながらも、落ち着くことができました。素晴らしいです。
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こうして始まった入院生活。
毎日繰り返される検査、投薬、24時間点滴、24時間絶対安静、投薬による副作用で吐き気もあり、終わらないツワリに追い打ちをかけ、食事がまともにとれない。インターネットなし!!(←これが一番きつい) そんな危機的な状況と相反して、ベビーは毎日良く動き、すこぶる元気。
こんな生活が1ヶ月続いて、家族が差し入れしてくれる本を何十冊も読み終わり、「ひょっとして満期までもつんじゃないか??」なんて喜びながらも、実際辛すぎて、先の見えない入院生活に心身ともに限界を感じていました。ベビーにとっては一日でも長くこうしていなければいけないのはわかってはいても、正直、もう逃げてしまいたい、こんなに大変になるんだったら妊娠しなければ良かった。実家で待ってる息子に申し訳ない、両親にも多大な面倒をかけている。。。。もうやめたい。。。

なんて、思ってしまっていた入院5週目。その日は突然やってきました。
担当医に、緑膿菌という菌が検出されたこと、胎児に感染することの危険性の説明を受け、「今日これから手術します。」と。
正直、ホッとしてしまいました。
解放される。
なのに、安堵、不安、恐怖、ベビーに対する申し訳なさ。。。色々な感情が入り混じり、涙が湧いてきました。
ヤンゴンにいる旦那様に電話で連絡。そばにはいられませんでしたが、「君は十分がんばった。U did more than enough.」と言ってくれ、随分気持ちが楽になりました。
数時間後、帝王切開で、未熟ながらも産声をあげて産まれてきてくれた我が子を、手術台で5秒くらい目におさめ、無事に出産を終えることができました。永遠のように長かった、たった31週(8ヶ月)の妊娠生活でした。
10月28日13:19、1656g 男の子です。
現在35週に入り、小さいながらも今のところ問題はなく、母乳をチューブで飲み、少しづつ大きくなっています。長男によく似た顔付きです。
NICUで保育器に入った我が子を見ていると、本当に可愛くて可愛くて。お腹にいた時に、逃げたいとか、もうやめたいとか思ったことが、申し訳なくて、また涙が湧いてしまいます。私だけじゃなく、妊娠、出産は大変なことがたくさんあると思いますが、そんな辛さはちゃんと忘れられるようにできているんですね、母親というのは。でないと人類繁栄しないですもんね。
でもね、私は巳年で、執念深いので、はっきり宣言します。
もう絶対一生妊娠しない!!ってかもう無理。年だし。今日から一日1時間程度、抱っこができるようになりました。ゆっくりじっくり大きくなればいいと思います。でも早くうちに一緒に帰ろうね。
ベビーの帰りを待つ間は、長いこと放置してあった長男と沢山遊んであげたいと思います。
