web制作会社就業、2日目。
いよいよ、実務に入ったのだか新人それぞれページが割り当てられているのをひたすらこなしていく作業だった。
独自のシステムを使っているので、コードは確認のため少し見ることはあるものの、システムの使い方・ルールにとにかく従うことが最優先とされた。
はじめの数日間は、かなりコツコツ系の仕事だな〜、イレギュラーなページもかなりの頻度で出てくるため時間もかかるし結構大変かもと思っていた。
でもまあ時間もかかるページもあるし、ページがあまり進まないのは仕方ないと思いながら作業をこなしていたある日、
責任者にこう言われた。
「このスピードだと赤字になるので1日に○ページはこなしてください。」
「何にそこまで時間がかかっているのですか?
分からないことがあったらすぐ聞いてとにかく進めてください!」
き、きつい…。
これでもみんな全力で頑張ってる。
ページ数を時間で割って計算されるシートが作られており、その数字にならないと失格!ということである。
そして毎日のミーティングで、できていない人は名指しで公開処刑を受けることになる。
恐ろしすぎる…。
時間かかっちゃうのは仕方ないよね〜って言ってたマジメ子たちは息をするのも忘れ、トイレに行くことも忘れ、必死に数をこなした。
当然のごとく、夕方にはみんな死んだ目をしていた。
それでも少しコードを見ることはあるしホームページに関わっているわけだしきっとweb制作の経験になっているはずだ、短期だし乗り切ろう!と思っていた。
それから1ヶ月が過ぎたある日、初日にランチに行ったメンバーと2回目のランチに行くことになった。