リーゼント先生からの課題を毎日マジメに取り組んだ。

 

 

 

デザインに関して言えば、Photoshop、illustratorの使い方こそマスターしたものの、1つ作るのにとてつもなく時間がかかる。

 

 

 

 

リーゼント先生には初めはそんなにすぐにいいデザインは思い浮かばないし、とにかく経験です。と言われたがそれにしても苦痛だった。

 

 

 

クラウドソーシングのコンペに練習がてら応募してみるが通るわけがないし、バナー1つの単価も2,000円とかで激安であった。

 

 

 

私は相変わらず1つ作成するのに8時間を費やしていた。

 

 

 

 

これが仕事だったら、時給恐るべし250円!

 

 

 

 

世の中甘くないし、世の中のすべてのデザイナーを尊敬した。

 

 

 

 

それでもリーゼント先生にはちょいちょい褒められる。

 

 

 

今まで教えた人の中で一番やることが速いし、丁寧なデザインができてますよと。

 

 

 

先生、違うんです…今まで教えた生徒さんの中で私が一番暇なのですと言いたかった。

 

 

 

コーディングに関してもすぐに分からないことを聞ける環境になったし、だいぶ理解はできている。

 

 

 

 

しかし自己肯定感が低く、完璧主義なマジメ子は焦っていた。

 

 

 

 

だいぶはしょるがリーゼント先生に教えてもらい2.5か月ほど経ったころ、なんとかポートフォリオが完成した。

 

 

 

 

これを目標としていたのでだいぶ肩の荷が降りた。

 

 

 

しょぼしょぼポートフォリオだがこれ以上のクオリティを求めてたら失業保険の給付が終わってしまうので、これでよしとした。

 

 

 

 

ずっとずっと欲しかった武器ポートフォリオを手に入れた私はいよいよ面接に繰り出す。