長女がくもんの英語を始めたのは、年少クラスのとき。
多分、半年くらいは続けたかなと思います。

読み書きができるようになるかな?と期待して始めました。

A教材からはじめて、単語はほぼ知っていたのでほぼ確認のような感じで進んでいき、そのうち、D教材に入り、文章のライティングに入りました。

内容としては、例えば、

I like kiwi.
I like melon. 
I like peach.
I like orange.

というのがプリント1枚に絵とともにかかれていて、最初に音を聞いたあとに、これを書写していきます。

プリントを何枚も何枚も繰り返しやることで、
I like という表現とフルーツの名前が頭に入る仕組みになっています。


長女は英語の動画がすきなんだから、英語の教材も好きでしょう?と思われがちなんですが、全然そんな事はなくて、
「書く」というのがまだ年少でハードルが高かったのに加え、教材も単調な文章の繰り返しで、めちゃくちゃ嫌がりました。

毎回けんかになってしまい、しんどかったです、、

そして、すでに知っている単語はテストも楽々クリアしていったんですが、知らない単語や表現はなかなか頭にも入らなかったです。

しかし、やっていた当初、教材でなかなか覚えられなかった単語や表現は辞めた後でも数か月すると、動画のなかで勝手に覚えて使うようになっていました。

例えば
My name is という表現は長女は当初I’m で代用してたのでなんど復唱してもなかなか覚えなかったのですが、

1年ほどすると、こんなおちゃらけた表現とともに披露してくれました。

My name is Mr cold icecream and hot ice cream!
私の名前はミスターコールドアイスクリームとホットアイスクリームだあ!!

と爆笑しながら話してました。

結局、教材の中ではなくてその後youtubeで覚えたんだと思います。


My name is 以外にも多数の単語、(思い当たるだけでもclock とか behindとか色々あります)についても、復唱ではそんなに覚えてくれなかったのですが、そのうち勝手に動画で覚えて勝手に使っていました。


親が苦労していやいや覚えさせるよりも、本人が好きな動画のなかで1回みるほうがよっぽど頭にはいるんだなと、、、思いました。


あと、どっちにしろ、D教材から小学校高学年の内容に入り、

例文も難しくなります。


「北海道の夏は寒いですか?」

「私はイギリス出身です」とか。

これら、年少児にはまず内容が理解できないんですよ。

都道府県も、春夏秋冬もお国とか出身地とか、すべて概念としてまだ知りません!

これをいちから説明するのも大変だし、理解してないことを覚えさせても、
コンピューターにプログラミングを教え込んでいるような感じでもあるので、
辞めてよかったと思います。


また、プリントの内容も、日本語をみて英語に忠実に英訳していく作業になります。

英文和訳というのをさせるので、英語は英語のまま話している娘には、逆にcomplicatedになってしまうし、大変な割にはちょっと不要なスキルかなと思いました。

英語を話すのと、英語和訳をするのは全く別のスキルなので。

英語を日本語に、日本語を英語に訳していくというのは通訳さんがやるトレーニングなので、別にいま無理してさせなくてもいいかなと思ったのです。

くもんは、まだ英語にたくさん触れていなくて、お勉強として英語をやっていくような子向けかなと思いました。

ちょっと、幼児バイリンガル(当時はまだあまり話せませんでしたので受容バイリンガル?)には簡単すぎるか、逆に先に先に進んでしまうと、年齢の割に文章が高年齢向けすぎて理解不能、、、という感じになってしまい、あまりマッチしなかったな~というのが正直な感想です。