気になる本
「静かな働き方 「ほどよい」仕事でじぶん時間を取り戻す」
シモーヌ・ストルゾフ


内容紹介(出版社より)

本当の成功って、なんだろう?
人生を取り戻した人たちのストーリーが教えてくれる、大切なこと。
NYタイムズベストセラー!

過労に悩む人や人間らしさを見失っているリーダーへの警鐘となる一冊!
ーーアダム・グラント、ペンシルベニア大学ウォートンスクール教授

最高!仕事だけが生きる上ですべての中心であるべき、という考えへの挑戦状!!
ーーオリバー・バークマン『限りある時間の使い方』著者

ジャーナリストで有名デザインコンサル会社IDEOのデザインリードを勤めた著者が、自身の退職を機に、働き中毒となった米国ホワイトカラーの実態とその背景にある仕事の「神話」に疑いの目を向け、「適度な仕事」を問い直す全米話題作。

ミシュランの星付きシェフ、投資会社ブラックロック、グーグル、キックスターターなど有名企業・組織をやめた人々への取材から、21世紀のいま、仕事に仕事以上の「意味」を求めすぎることで、人間性が奪われているさまが明らかにされていく。昨今の仕事における「パーパス」重視の思想が、ときに過重労働をひきおこしがちになることに強い警鐘を鳴らす。働き方を見直したいすべてのビジネスパーソンにすすめられる。
プロローグーーいつから、仕事は働くこと以上になったんだろう
第1章 さらば、仕事中心の生活ーー仕事で何かを成し遂げる必要はあるのか?
第2章 さらば、ワーキズム教ーー仕事は宗教のように崇めるべき存在か? 
第3章 さらば、やりがいの搾取ーー理想の仕事って、本当にあるのだろうか? 
第4章 さらば、燃え尽き症候群ーー人間の価値は仕事で決まる?!
第5章 さらば、愛社精神ーー会社は、ひとつの家族になれるのか?
第6章 さらば、時間あたりの生産性ーー長く働けば成果に近づけるのか?
第7章 さらば、おいしい残業特典ーーどうして遅く帰るほうが得をするんだろう?
第8章 さらば、出世競争ーー肩書きは本当に成功の証だろうか?
第9章 ようこそ、あんまり働かない世界へーーワークライフバランスが取れないのは自分のせい?