夕飯の時、JK娘が話てくれたこと


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冬嫌いなんだよね

寒いし雪降るし歩きにくいし 


冬って嫌だなぁって思いながら

学校に行くんだけど


今日歩きながら思ったの


どの季節が好きかなーって

考えたんだけど

どの季節も嫌いなの


春は花粉症だし

夏は暑いし汗疹でるし日差し嫌いだし

秋も暑いんだか涼しいんだかわかんなくて

嫌いだし

全部嫌いだなぁ


でも枕草子って

「どの季節もいとおかし」じゃん?


しかも「そこ?そんなとこ?」的なさー

いいところがピンポイント過ぎるの

すごくね?


なんか感動しちゃったんだよね


そういうふうに見てみようかなーって

真似して冬のいいとこ探したの


そしたらあったよ

「鍋が旨い!」


冬の全部が嫌いなわけじゃないなーって

楽しくなったの


だからこれからは

枕草子マインドで

いくことにしたんだー♪


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感受性ってこういうことなんだな


私は教科書に載るような文章に

そんなこと感じたことなかった

学校の勉強は好きでも嫌いでもなく

「やるもの」だった

文法とか文体とかワードとかが

スタンダードだからやっとくべき内容

って感じで教科書に載るんだろうって

テストや入試のために覚えて

なんにも感じなかった

ってことは

「学び」もなかったんだと思った


50過ぎて

自分の浅さに気づいた


だからって

学び直しとかは考えてないけど


娘の感受性について

もっと観察していこうと思った