美しいは数値化できます。顔の黄金比というのがあるので、そこに近づければ近づけるほど美人です。
スタイルも理想のスタイルというのが数値化できます。
また、女性の場合は18くらいで成長が止まるので、その前後がお肌のピークでもあります。
弾けるようなぷりんぷりんとしたお肌!
そうしたものって今の現代医学なら、整形で作れるものですよね。
お金と時間をかければ手に入る。
某国のアイドルをスカウトする人は、とにかく背が高い女性をスカウトするそうです。
顔はいくらでも整形できますので。
美人は作れる、ということです。
この頃は、男性も整形する人は増えました。
やはり、汚いより綺麗がいいですよね。
ヒゲ脱毛する人も増えました。
見た目が美しいことで、モテるのか、っていうとそれはまた別なのですが。
世の中には、色っぽい、というなかなか数値化できないものがあって、色っぽい男女は、美しい男女よりモテます。
なかなか色っぽいは説明しずらい感覚ですよね。
確実に、色っぽいなぁ、と感じることはあるのに。
私は必殺仕事人シリーズを好きで観てますが、、沖雅也、三田村邦彦、中条きよし等、色男の仕事人の中で、火野正平は今見ると、首を捻るしょぼさなのですが、確かに色っぽさは、感じます。
かっこいい!美しい!と色っぽい!が同居すると、分かりにくくなるので、色っぽいだけを身に纏う火野正平を、よく見てみました。
よくよく観察すると、だらしないに紙一重、という事がわかります。
だらしなくなりきってしまうのはダメですが、少し崩す、着物の帯が解けてはダメだけど緩くなってるのはOK、みたいなことです。
舞台を今に戻すと、スーツはきっちりして隙がないのに、1箇所寝癖がついてた、みたいな感じ。
女性だと、ちょっとだけ口紅がはみ出てた。
ブラの紐が透けてた、、みたいなやつでしょうか。
演出感があったら興ざめで、あくまでうっかりしてた感じが色っぽさなのでしょう。
男女共に、隙を見せちゃった感じです。
あんまり、完璧に自分より上で美しいと、挑む気がなくなる、、、要するにたたなくなる人もいて、
組み伏せたり組み伏せられたりを、容易に想像できるのが、色っぽい人たちです。
顔立ちやスタイルは、そうでもなくても、色っぽいは、使えるカードです。
年齢もあまり関係ないしね。
色っぽいおじいちゃん、色っぽいおばあちゃんもいます。
ルッキズムだけに拘ると、モテが目標だったのに、なにをどうしても、そこに到達できない可能性があります。
人間的な可愛さを、うっかりという形で見せるのが色っぽいというものなのでしょう。、