『過去』のまま 『今』になって


『今』のまま『未来』になって


『今さら』 かもしれない


自分でも『今さら』だって わかってるよ


『今さら』 だから ここにいるんだろう


意味なんてないかもしれない『今さら』に


意味のある 『今』が あるんだろう
人は人に忘れられたくない生き物で



でも、驚くほど すぐ忘れる生き物で


また違う人を記憶したがる生き物で


無い物ねだりで 全く困った生き物で


どっかで心の居場所を探してんよ


いくつかの思い出という忘れ物が

どこか 道ばたに 転んでる


誰も気づかれず またどこかへ転んでんよ


それに気づいてほしくて 必死なんよ


必死すぎて バカみたいでさ


どうせ忘れるなら記憶しなさんな


それでも記憶しないと寂しいから


心の居場所なんて 無くたって


一瞬だって 素敵な夢みたさに必死なんよ


どうか忘れないで と願いまして


またどこか 道ばたで転ぶ前に


誰もが 記憶するんだよ
今日も携帯電話をポケットに入れて歩くけど


待てど暮らせどあの人からの連絡はなくて


まるで寂しさをポケットに入れて歩いている


ような そんな こんな僕です



いっそ携帯なんて捨ててしまおうかと


思うけど電話帳にはいくつか



名前が入っていて まるで


友達を 携帯しながら 生きている


ような そんな 変な 僕です



もうわけがわかんなくなっちゃって


ひとりぼっちに なりたくなって


電源を切って 僕に 「おやすみ」


こんなものがなければ今日も僕は1人だと


思い知らされる事もなく生きていけたんだろ


だけど これがあるから 今日も


どこかで誰かの ポケットの中に


僕の居場所が あるんだろう