「身から出た錆」と言えばそうだし
「自業自得」と言えばそうだとも思う。
『名探偵コナン』の安室さんと言えば人気キャラです。
私も好きです、安室さん。
キャラクターだし、黒ずくめの組織がメインの話が好きなので
自然と安室さんが登場する。
不倫したのは声優であって、キャラクターではない。
だけど、キャラクターによっては「声優=キャラクター」という印象を受ける。
過去にも不倫が発覚して降板した声優はたくさんいる。
声優さんはそんなに詳しくはないけれど
ワイドショーを見ていたら名前を何となく覚える。
アニメを見ていて、その名前を見つけると「この役もやっていたんだ」となる。
過去に不倫報道があった声優の方が出演していたアニメを見ていたけれど
アニメのキャラは誠実で一途な役だったのに声優自身は不倫していた。
不倫報道のせいで、アニメのキャラクターのイメージが悪くなりました。
主人公(ヒロイン)に対してどんなに誠実な言葉、ふるまいをしていても
キャラクターではなくて声優の印象が強く残ってしまいました。
「キャラクターに罪はない」というのも分かる。
出来ることなら、いつか迎えるであろう『名探偵コナン』の最終回までは
安室さんの声は変わって欲しくなかった。
だけど、声優さんの顔を知っている以上…どうしても不倫報道がちらつく。
少し前みたいに、声優さんをテレビでみる機会がほとんどない頃であれば
「この人、〇〇のアニメの△△の役をやっていたんだ」
くらいにしか感じなかったと思う。
だけど、今は声優さんをテレビで見る機会は増えたので
メジャーどころに限られるけれど、声優さんの顔と名前が一致するようになった。
そうなると、Wikipediaとかで過去の出演作品を調べたりしてしまう。
それくらい声優さんが気になる存在になってきたのである。
声優に限らず、不倫報道が原因で仕事を失った人はいるのに
「自分だけはバレない」とでも思っているのかな。
不倫相手がプロだったり、互いの立場が同じであれば
バレない可能性もあるけれど
相手が一般人であれば、いつかバレる可能性はあるだろう。
不倫したって誰も幸せにはならない、ただ傷つく人が増えるだけである。
あとは「キャラクターの私物化」はダメだよ、絶対。
声優さんが交代することはある。
だけど、そのキャラクターの声は先代の声で覚えてしまっているので
新しい声に慣れるのに時間がかかる。
『名探偵コナン』で言えば、いまだに毛利小五郎は初代の声のほうが馴染む。
過去の映画を見ると落ち着く感じがする。
今の声になって映画・アニメもちゃんと見ているけれど
1番一生懸命見ていた頃の配役が残ってしまうこともある。
安室さんほどの人気キャラクターの後任は誰になるのか?
『安室徹=古谷徹』になっているので慣れるまでには相当時間がかかりそう。
ガンダム世代ではないけれど
安室さんと赤井さんの掛け合いがなくなるのは寂しい。
ただ、安室さんは古谷さんありきのキャラクターだから後任の人はやりにくそう。
漫画は声がないので問題ないだろうけれど…
アニメと映画はなかなか大変そうである。
話の中でも、安室さんは哀ちゃんのお母さんと子供の頃に関わりがありそうだし
突然、登場しなくなることはないとは思うけれど…
安室さんの警察学校時代の同期はみんな殉職しているから殉職もありそう。
それかジンに消されるとか?
後任を引き受ける人は見つかるのだろうか?
若手声優陣からしたらチャンスかもしれいけれど
見ている側としては何とも言えない、複雑な感じがする。
失礼なことかもしれないけれど、ルパン三世の栗田貫一さんみたいに
前任の山田康雄さんの声を真似て欲しい。
『ルパン三世』、昔は金曜ロードショーで毎回新作を見ていたけれど
峰不二子・石川五右衛門・銭形警部の声優が交代したあたりから
ほとんど見なくなってしまった。
今の声優さんが悪いのではなくて、私の中の『ルパン三世』ではなくなったのである。
安室さんの声が変わった理由で『名探偵コナン』を見なくなることはないだろうけれど
声優の交代はそれくらい大きな出来事なのです。
交代の理由が年齢や病気、亡くなられたことなら受け入れられる。
「今までありがとうございました。」となるのだけど今回は違う。
過去の不倫や不祥事の報道がきっかけで仕事を失った人はたくさんいても
誰1人学んでいない。
作品もキャラクターも悪くないけれど…ガッカリである。