来週には宙組特別公演が初日を迎える。

キャストボイスはトップコンビの番でした。

 

やっぱり…まだ複雑な思いは残る。

遺族側との話し合いは合意したとしても

これは観劇する自分自身の問題である。

 

キャストボイス、9か月間近く公演をしていなかったのに

誰1人それには触れず…普段どおりのキャストボイスでした。

それがちょっと異様な感じがしてならない。

あの数行で語りきることの出来ない話だとは分かっているけれど

それでも何事もなかったように過ごすことに違和感を感じてしまう。

 

本来なら起こってはいけない出来事であり

遺族側との合意=解決 ではないのである。

大きく取り上げることはないにしても

これからも忘れてはいけないことである。

 

特別公演、いまだにポスターが出てないです。

きっとこのままいくんだろうね。

ポスターがないなんて…初めてのことです。

 

大劇場公演の千秋楽はライブ中継と配信がある。

これも元に戻ったんですね。

 

あとは秋の全国ツアーとバウ公演。

全国ツアーの演目は『大海賊/HEATonBEAT』となぜか月組に縁のある演目。

宙組のトップコンビは月組と縁がないのにね。

別箱公演が終わったら…大劇場と東京公演を通常どおりの日程でやるんだろうな。

 

そのあたりになったら延期されていた

110周年の式典、タカスペ、運動会が行われるようになるのかな。

日常に戻すことは当たり前のことだと思うけれどスッキリしない。

5組のうち1組だけが止まったままというのもおかしいとは思う。

組が存続するなら動きだすだろうからね。

 

宙組での悲しい出来事をきっかけにファンを辞めた人の気持ちもわかる。

けど…私はあの「舞台」という世界が好きなんです。

いじめ、パワハラ、セクハラは絶対に許せないけれど

一人一人が努力している姿や新しいものとの出会いは好きなんです。

生の緊張感や非日常の世界、それが好きなので

気になるものは行ってみたいと思う。

 

チケットを販売すれば完売する。

宙組が戻ってくるのを待っている人たちがいるのも事実。

他人に自分の考えを押し付けてはいけないし

否定もしてはいけない。

ただ、自分の中にある違和感の理由が分かれば

宙組の公演を申し込む日がくるかもしれない。

 

その時がくるまで…もう少し時間はかかりそうです。