10数年ぶり以上の『SHOCK』です。

 

 

ブログを振り返って最後に『SHOCK』の感想を書いていたのが2010年。

ツバサの回は毎年行って、トウマとヤラの回も何回かは見ていた。

コウイチのライバルによって申し込みを決めていたので

このあたりで特に応援している人がでなくなったのだと思う。

 
 
 

今年の制作発表の時に『今年でSHOCKは最後』ということで

久しぶりに申し込みを頑張りました。

自分が申し込みできるすべてを使い…

有休とのバランスを考えながら時間をかけて考えました。

 

その結果…取れたのがこの回でした。

ありがとう、チケットJCB枠

『Endless SHOCK-Eternal-』です。

コロナ禍で生まれた『-Eternal-』なので初めての観劇になります。

 

本編から3年後という設定なので本編と合わせて見たいのが本音。

だけど、SHOCKは入手困難なプラチナチケットであります。

ここは本編は遠い昔に見た記憶を呼び起こすしかない

そこで活躍したのが2008年のDVD(笑)

きっとベースは変わらないと信じて見ていきました。

みんな若すぎるし、MAやABCがバックについてる。

ライバルはもちろんツバサです。

SHOCKのDVDはツバサの回しか持っていない。

 

SHOCKの当落確認の時、落選だと思いながらみてみたら…

『当選』だったので二度見した!

しかも、『Eternal』はこの4月、5月公演のみだったので

これが本当に最後になってしまうのでチケットが取れたのは嬉しかった。

 

席は2階A席で比較的センター寄りなので見やすい感じ

あと1つずれていたら前の席の人が気にならなかった

 

パンフレットを読んで少し予習。

なんとなく本編はたどってくれる感じのようです。

大昔の記憶とDVDでは曖昧だったから助かる。

コウイチ以外みんな変わっている…

 

客席ではオケの練習する音が聞こえてくる。

その音楽からもSHOCKにきたことが実感できてジーンときた。

 

 

1幕

コウイチの最後の舞台から3年後のお話。

アドリブが少しあってショウリをいじっていた。

「タイムレス」だって。

募集条件でダメだった光一さん。

 

Eternalでも階段落ちがあるとは思わなかった。

階段落ち前は映像を使っていて階段落ちの少し前に網戸みたいなものがあがって…

コウイチが落ちる。

SHOCKといえば階段落ちです。

それはEternalでも同じみたいです。

本編より分かりやすいかもしれない。

SHOCK本編のショー場面はキラキラしているけれど

根本にあるものらキラキラではないんだよね

妬みや嫉妬…決してきれいなものではない。

コウイチを中心としたカンパニーで回っているけれど

そこには個人が目指してるものや不安よりも

1度幕を開けた舞台は降りることも止めることもできない

「Show must go on」精神のほうが強い。

個人より優先することはショーなのである。

立ち止まったらそこでストップな世界なのである。

全体的な流れは変わっていないし、曲も初めてのものが多いけど

昔と同じものもあったので、そこまでアウェイ感はなかった。

選曲は全体的に今っぽい感じになっていた。

衣装も今に合わせている感じ。

 

チームU.S.A.の回転は今も昔もキレイ。

跳んでるのもキレイなんだよね。

久しぶりの殺陣も見応えがあった。

『SHOCK』や『滝沢歌舞伎』で殺陣を見ていたので

彼らのあのスピード感になれてしまっているんだよね。

 

2幕

コウイチへの思いやショーでの事故について語るのがEternalなのでしょう。

コウイチの死から3年経ってようやくお墓参りができたショウリ。

 

コウイチ最後のショーを振り返るのは…ほぼSHOCK本編です。

傘の演出は初めてみます。

衣装もほとんど変わっていないことに驚いた。

コウイチが2階席にくるとは思わなかった。

EternalならはSHOCK本編と別物かと思っていたけれど

本編の縮小版みたいな感じがした。

「SHOCKと言えば…」と思うと場面はすべて入っていたように思いました。

フライングもあるとは思わず…

あのカーテンだけでのフライング…

あれを見ることができるのはコウイチだけです。

ワイヤー一本でも華麗に飛ぶしね。

『夜の海』まで見ることが出きるとは…

記憶とDVDではサビで青のLEDだったけど

ブログを見返しているときに見つけた記事で

いつだかLEDが倒れた事故が起きてダンサー数名が怪我したことをあったのを

思い出しました。

1度、事故が起きてしまったものは使わないでしょう。

 

上演時間も本編より短いEternal。

どこかで物足りなさがあるなかな?と思っていましたが

本編もEternalも変わらず『SHOCK』でした。

本編がコウイチを軸にしたストーリーであるのに対して

Eternalはコウイチ以外のキャストを軸にしたストーリーであった。

 

カーテンコールで

「この作品の幕が開いた時はピチピチの21才で、今はピチピチの45才」

と言っていました。

驚くことに体は今のほうが動くそうです。

ただ回復には時間がかかるようになったとも言っていました。

カーテンコールでも今年で終演を迎えると言っていました。

そして、Eternalは4月、5月公演で最後とも言っていました。

5月公演の残り20公演で本編10公演、Eternal10公演だそうです。

回数だけみれば「20公演もある」だけど

作品でみると「20公演しかない」と言っていました。

 

公演するたびにチケットが取れない人が増えるこの公演。

帝国劇場での単独主演記録も更新した今年がSHOCKラストイヤー。

5月末に千秋楽を迎えたら大阪、博多と続き

11月に再び帝劇に戻ってきて本当のラスト公演になる。

 

初めての帝劇は『SHOCK』だったので自分にとって大切な作品であり

大切な場所です。