今、話題になっている「産休クッキー」

お菓子1つ配るのも大変な時代になったんだな…と思いながら記事を読んでいました。

 

私の会社でも産休前にお菓子を配る人はいます。

昔は女子社員には全員配るという暗黙のルールがありましたが

時代と共に変わっていきました。

今では、「その人の自由」になりました。

お菓子を配りながら産休の挨拶をする人もいれば

更衣室にメモ付のお菓子を置く人もいれば

お菓子なしで挨拶周りにくる人もいれば

何もなく産休にはいる人もいます。

 

「妊娠」は望めば誰もが出来るものではない。

言われてみればそうです。

私自身が「絶対、子供が欲しい」と思ったことがないので

「配慮が足らない」とまでは思わなかったけれど

妊活がうまくいっていない人や何かの事情により子供を諦めた人からしたら

産休前の女性は輝いて見えたり、幸せいっぱいに見えるのかもしれない。

あと「会社」というオフィシャルの場もあるのかもしれない。

話題になった産休クッキーを見ていないので、どんなものだったのかは分からないけれど

部内やフロアで配るのであれば、デパートなどで売られている有名どころのお菓子が1番無難かもしれない。

配る際に「産休に入ります」と伝えながらのほうがいいのかもしれない。

今、お店によっては「産休にはいります」みたいなシールをつけてくれる場所もあるけれど

それくらいなら許させる?

それとも、「産休」というワード自体を避けたほうがいいとか?

会社で産休クッキーを配るときは、仲のいい人限定にしたほうがいいのかもしれないと思った。

それか「SNSにはあげないで」と言って渡すしかないのかな?

 

結婚しても「子供を持つ・持たない自由」と言われる現代ですが

結局今でも「結婚したら子供を持つ」が一般的な流れのように感じます。

自然に授かる夫婦もいれば、妊活を続けて授かる夫婦もいる。

子供を授かるにしても、夫婦それぞれの方法があるように感じました。

 

クッキー1枚で炎上するのであれば、「お菓子配る・挨拶不要」でいいのかもしれない。

全社員で把握する必要があるのならば、総務人事部から通達(回覧・お知らせ)を出せばいいのだと思う。

 

産休といえば、少し前に「少しモヤモヤする在宅勤務をする彼女」の記事を書きましたが

その彼女、やはり妊娠しておりました。

1つ読みが外れたのは「妊娠初期による体調不良」ではありませんでした。

「安定期に入って上司に妊娠報告をしてから在宅勤務をメインで行う」ようになったでした。

でも、彼女が在宅勤務をする前から「妊娠では?」という風に感じていました。

理由は、在宅と有休を使う間隔です。

以前は手書きのホワイトボードだったので、誰がいつ休んだかなんて気にならなかったけれど

今は電子日報に個人が在宅と有休の予定を書き込みます。

自分が有休を取ろうとしている日程で誰かと被っていないか確認するときに

部内の人のスケジュールをチェックします。

それで、在宅の間隔や有休を申請する曜日がほぼ決まっていることに気が付きました。

私も婦人科に通院していた時期がは担当医のいる日にいくから

自然と同じ曜日に有休を使うことが多くなるのです。

手書きのホワイトボードの頃であれば「最近、有休を使っているな」くらいにしか思わなかったけれど

電子日報だと先の予定まで書き込めるから、勘が働いたようです。

 

妊娠しても今は部内で報告はしないようです。

上長から「今年は新人の女性が配属されます。〇〇さん(彼女)が△月頃から産休になります」

と連絡があった程度の普通の業務連絡でした。

今はそんな感じなんですね…(といっても同じ部署の女性が産休に入るのは初めてのことです)

同じ部署ではあるが、結婚・妊娠の報告は受けていません。

仲良くもないし、仕事でも関わりがないので普通といえば普通の対応なのでしょう。

 

逆に、他部署でも時々おしゃべりする後輩ちゃんからは結婚・妊娠の報告を受けたことがあります。

他部署なので仕事での関わりは基本なしでも報告をしてくれることに関しては可愛いと思ってしまいますね。

私から人生の一大イベントに対しての報告をすることはないだろうから

わざわざ報告する必要なないもんね。

 

産休に入る彼女とは合わなかったけれど、新人の子とはどうだろうか?

産休に入る彼女と仕事での関わりが全くないので

しっかり引継ぎをしてもらわないと正直、困る…。

社内システムの使い方とか、仕入れ先への見積依頼程度なら教えてあげられるけれど

客先のことに関しては何にも分からない。

仕入れ先に関しても、個人それぞれで好みがあったりするので気軽に教えにくい場合もある。

そこは営業さんがしっかりしてくれれば問題ないけれど。

1人いなくなっても、どうにかなるのが会社です。

最初はバタバタしても、だんだん慣れていくんだよね。

山ほど仕事をしても、事務員の代わりはすぐに見つかるのです。

 

当初、新人の配属は5/1付と言われていたけれど

どうやら配属は夏以降になるという話が出てきているらしい。

新人の配属時期を決めるのは会社なのでそれに従うまでだけど

出産予定日はもう決まっているのだから、それに合わせて産休に入る。

ちゃんと引継ぎ期間があるのか少し気になるところです。

仕事はやっていくうちに覚えるものだけど「聞ける人」が近くにいないのは不安になるものです。

 

産休に入る彼女が何年目か分からないけれど

5年以上は今の仕事をずーっとやってきているだろうから

それを新人に引継ぐというのはなかなか大変なことだと思う。

誰でも最初は新人だったけど、それって忘れていくものなのです。

社歴の差があるのに、新人にベテランと同じような仕事ぶりを求めてしまうことはある。

特に業務・アシスタントだとその傾向が強いと思う。

 

「入社式当日に退職届けを出した」とか「望んでいた配属先ではなかったので辞めた」とか

今年の新社会人についてのニュースを見たので少し怖い気持ちはあります。

引継ぎ期間は頑張っても、1人になったら「やっぱり無理」とかなったらどうしよう。

 

昭和を引きずっている私の会社ですら、新入社員に対しての扱いは変わってきています。

慣れるまでは「お客様」という感じです。

「お客様」として大切に扱うのがいいのか、荒波に放り込むのがいいのか…分かりません。

1番良いのは、その子に合った指導法で育てていくのだろうけれど

仕事を教える側は、自分の仕事に追われています。

そこに新人教育も入るのだから…教える側にだって余裕はないはずです。

総務人事は辞令を出したら終わりで、あとは配属先へ丸投げです。

 

どんな新人が来るのか不安だし

産休に入る彼女がどういう風に新人を育てるのか心配です。

新人なので、仕事を教えてくれた人の影響をとっても受けやすいです。

プラスになることを…祈っています。