3/30 帝国劇場での公演が千秋楽を迎えました。
初演の時はチケットが取れなかったけれど
今年は観劇するころができました。
イープラス貸切公演です。
とりあえず申し込みできるものから申し込みをしようと思いやったところ
無事にチケット確保できました。
 
 
 
 
全国ツアー+ロンドン公演ということで役替わり公演が多い。
 
今回の公演で最優先したのは
ハク役の増子敦貴さんとリン・千尋の母役の華優希さん。
このお二人は外せなかった。
運よくイープラス貸切公演で配役があったのでラッキーでした。
わがままを言えば
千尋役は上白石萌音さんか川栄李奈さん
湯婆役は夏木マリさんが見たかった。
でも希望する配役はなかった気がする。
そうなると最優先すべき配役で日程を探さないとね!
ハク役でいえば、三浦さんのも見てみたかったけど
残念ながら帝国劇場には出演されなかった。
 
普段の観劇よりも男性が多い。
橋本環奈ちゃんの影響か?
それとも作品の力か?
 
席は1階A席です。
2階席だと思っていたので1階席はラッキーでした。
 
ネタバレしたくなかったので帝劇の千秋楽まで待ってみました。
ネタバレがあるのでほかの劇場で観劇される方はお気を付けください。
 
 
 
全編を通して、ほぼ映画どおり
所々、舞台でのセリフが追加されていたのはわかった。
セリフだけでなく演出も映画どおりで
それを映像ではなく人間がアナログでやっているところが非常に良かった。
黒子の皆さん、大活躍。
釜爺の手や鳥バージョンの湯婆、竜になったハク…遠近間も見事でした。
近いときは顔つきで遠くに行ったときは一反木綿になってた。
2幕ラスト、千尋がハクに名前を教えてあげるシーン
千尋とハクは飛んでいました。
ワイヤーではなく黒子さんたちに抱えられていました。
千尋は二人で、ハクは三人で支えていました。
白竜からハクになるところも素敵だった。
 
神様たちもたくさんいました
大根さんやオクサレさま
オクサレさまのゴミまで見事に再現
湯の中に落ちた時の演出も工夫があった。
 
ほぼアナログな舞台構成は元の作品の世界観を壊していないと思った。
湯婆の顔が大きくなったり
豚を並べるのは映像を使えると思う。
湯屋をくるくる歩く様子だって映像を使えるのでは?
海や川など水は音で「そこに水がある」を教えてくれる。
そのアナログ感(手作り感)が作品にとっても合っていた。
 
 
1幕はオクサレさまから苦団子をもらって千とリンさんが海をみたところ
 
橋本環奈さんの千尋・千は小学生に感じました。
これは橋本さんだったけれど、さすが2回目という感じでしょうか。
 
増子さんのハクも似合っていました。
優しい話し方や声、動作がハクに合っていました。
華さんのリンさんと千尋の母、どちらも雰囲気が違っていました。
リンさん、めっちゃリンさんだった‼
 
めっちゃ映画の世界観を再現している
映像ではなくパペットや人力でやっているのがいい。
一反木綿もたくさんいた
丁寧な作り方をされているように感じた
 
カエルの声、映画のとおりでは?
千とハク、何人かいて分身が多い
劇場を油屋にしているのがすごい。
グルグル回って広さや移動している感じを出してる
華さんの豚、本当に豚だった
カオナシ、全然顔を出さない
贅沢な使い方です
あれは動き方で採用している感じがする
 
増子さんのために久しぶりに双眼鏡を使った
でもハクはカツラなので顔をしっかり拝めない
 
2幕も映画どおりでした
工夫がすごい
こちらもパペットが大活躍
カオナシがだいぶ大きくなっていた
いやーすごい。
ハクも白竜もしっかり登場しています
ハクって出番が意外と少ない
釜爺の存在、大きい
舞台の中でのほっこり要因
館内放送も釜爺でした
 
 
途中、むせってしまった。
何にもしていなかったのに気管の変なところにツバが入った
涙目ですよ
咳しちゃいけないと思い、息とめる感じで頑張った
すぐ休憩になったので水分補給と飴で喉を潤した
いやー焦った、焦った。
くしゃみも出そうになったけどこちらは気合いで止めた。
 
役替わりの多いこの公演。
チケットは全然取れなかったけれど毎回新たな発見があって楽しそう。
全国ツアーは回らないけれど
もし機会があれば…ほかのキャストでの『千と千尋の神隠し』を見てみたいと思いました‼