山崎育三郎さん、愛希れいかさんの舞台、久しぶりです。
ストーリーも楽しそうだったので
イープラス貸切公演にて早めに申し込みをしました。
で、貸切公演のチケットを無事に確保しました。
平日の夕方公演は午後半休+翌日全休が多かったけれど
今回は観劇の日を全休にして
翌日は出社することにしました。
どうしても美容院に行きたくてね。
 
愛希さん、2019年の『エリザベート』以来。
舞台には定期的に出演されていたけれど
好みの演目がなかなかなくて…
最近では『大奥Season2』の家定で見ていた。
テレビでも違和感を感じなくなったけれど
やっぱり愛希れいかを舞台で見たい!
 
 
 
 
1幕
めっちゃコメディであり、無茶苦茶すぎる(笑)
なのに、どことなく説得力を感じる。
そして、みんなが生き生きしている。
 
2幕
ジュリー、まさかドロシーに恋してしまった!
しかも積極的。
これは予想外の展開だった。
マイケルがドロシーであることを話すのは想像していたけれど
ブロードウェイの初日に舞台上で告白するとは!
あとラストシーンも予想外だった。
マイケルとジュリーが出会いからやり直すとは…
てっきり時代はドロシーを求めていてドロシーを受け入れられるのかと思った。
 
コメディかとおもっていたら
後半は意外とシリアスでした。
 
生オケは迫力がすごかった‼
指揮者の方、お茶目で開演前に「イープラス」ポーズをしていた。
曲はキャッチーなのが多かったけど
普段見ているミュージカルよりも曲が長く感じた。
セリフを歌にしていたからかもしれないな。
 
山崎さん、舞台での早着替えがたくさんあった。
マイケルからドロシーにならないといけないから。
ジュリー(@愛希れいか)の登場、さりげなさすぎる。
しれっと舞台上にいる。
女優が生きにくい時代の中で、役をつかむための努力している。
女優が言いたいことも言えない時代なのに
ドロシーが自分の気持ちに正直に生きている姿を見て
ジュリーはドロシーに惹かれていったのだと思う。
 
どれも個性的でした。
マイケルの同居人ジェフ(@金井勇太)、良かったです。
女装して舞台に立っている友人(マイケル)を受け入れている。
言っていることは全うな気がする。
マイケルの元カノ・サンディ(@昆夏美)もキャラが濃い。
突然歌いだすのは、まるで予言であった。
舞台上の混さん、初めて見たかもしれない。
サンディ、面白かったので彼女のコメディは好きかもしれない。
 
マックス(@岡田良輔)はおバカだけど…憎めないおバカである。
ドロシーに惚れて、体に似顔絵のタトゥーを入れたのはやっちまったね。
 
演出家のロン(@エハラマサヒロ)は嫌な奴です。
でも、振付のカウントを動作で言いながら踊っているのは面白かった。
 
マイケルのエージェントであるスタン(@羽場裕一)
1幕にちょこっとでてきて、次は2幕である。
ドロシーがマイケルであることを目撃してしまうところ…
面白かった。
人間、衝撃的な場面に出くわすと固まるらしい。
 
敏腕プロデューサーのリタ(@キムラ緑子)は気持ちいい役。
お金があることを隠さないで堂々としている。
ドロシーを失ったとしても負けないだろうな…きっと。
 
ラストは想像と違っていたけれど
全体的にみればコメディであり、笑いのある公演でした。
 
久しぶりにみた愛希さんの演技。
懐かしさを感じました。
宝塚時代、結構見ていましたからね。
コロナ禍でチケットが取れたけれど中止になった公演もありましたが
演目によってはまた行きたいと思いました。