スカステでやっていたのを録画していました。

2000年宙組全国ツアーで、主演は和央ようかさんと花總まりさんです。

 
花總さん、結構な学年のはずなのに若々しく感じる。
舞踏会で綺麗なドレスは特に。
それは、花總さんの存在であり、技術なのだろう。
普段着はアップだと学年を感じる。
でも可愛いとぶりっ子の境界線を分かっている気がする。
 
視線もちゃんと「恋する乙女」だ。
でも純粋さの中に野心を感じることもある。
純粋さからくる独占欲でしょうか。
 
あとは相手役だね。
ルドルフのほうが年上だとちゃんと感じる。
 
話は同じでも、全然違うものに見える。
演出家でこんなにも違うんだ。
初めてみる場面もある。
ルドルフとマリーの恋だけではない。
倍速で見たけど、こっちのほうがいい。
ルドルフとマリーでお腹いっばいにならずにすむ。
色々、分散してくれるほうが…
 
この作品は小劇場向けな気がする。
ごちゃごちゃ感は感じたけれど
余韻を感じることなく
進んでいくほうが考える隙がなくて良かった。
 
説明の場面が多かったように思える。
話の内容や人間関係を分かっていることが前提で進んでいないように感じた。
そこは全国ツアーなので「初めて宝塚を見る人」がいることを前提で演出されていたのかもしれない。