真風さんの大千秋楽が近づいている今
果たして、星風さんの任期はいつまでなのでしょうか。
宙組で同時就任した真風さんは6/11で宝塚を退団します。
2人目の相手役を組んだトップ娘役は
2人目の方と大劇場公演3～4作組んでから卒業するのが多い気がします。
星風さんは
宙組で5作、花組で4作をトップ娘役として存在しています。
あまり星風さんの卒業フラグを目にすることがないのですが…どうなのでしょう？
花組に来た頃は、3～4作あたりで柚香さんより先に卒業するのかと思っていたけれど
今では、永久輝さんと『エリザベート』でという話までブログ界隈では見かけます。
とりえあず、星風さんにエリザベートはやらせたいんだろうね…ファンも劇団も。
花總まりさんが東宝のエリザベートの集大成を迎えたことりより、エリザベート役が空いている。
1人は愛希さんだろうけれど、もう１枠に星風さんを考えているのかな？
もし、そうだとしたら帝劇休館前に『エリザベート』をやるとしたら、その前に宝塚を卒業でしょうか。
で、卒業後最初の作品が『エリザベート』という流れ。
それとも、リニューアル後の1作目に『エリザベート』を持ってくるとしたら、それまで現役を続けるとか？
宝塚での『エリザベート』のエリザベート役はトップ娘役しか出来ないから仕方ないけれど
帝劇の『エリザベート』はなぜに、エリザベート役は元宝塚トップスター・トップ娘役にこだわるのか謎です。
演出家が小池先生というのもあるのだろうか？
トップを経験していない宝塚OGや宝塚とは関係ない女優を起用したら面白いと思うんだけどな。
宝塚の『エリザベート』を知らない人が演じるエリザベートに興味があります。
そもそも、エリザベートという役がトップ娘役に向いているとは思えないというのが持論です。
ここ数年間で2人の相手役と組んだ娘役さんで
実咲凛音さん→凰稀さんとが5作+朝夏さんとが4作
愛希れいかさん→龍さんとが8作+珠城さんとが4作
華優希さん→明日海さんとが1作+柚香さんとが2作
星風さんは、真風さんとが5作+柚香さんとが4作が確定。
柚香さんと添い遂げるのか、3人目のトップスターと組むのか…？？
ただ、柚香さんのコンサートが発表されたので、なんとなく退団フラグ感を感じてしまいます。
花總まりさんは例外すぎて比べようがないけれど…
星風まどかさんを”第二の花總まり”にしようとしているのかな？
娘役の任期は男役よりもシビアである。
「男役10年」という言葉はあっても「娘役〇年」という言葉はない。
最近は新人公演期内のトップ娘役就任が主流になりつつあり
新人公演期間を卒業してからのトップ娘役就任は「遅咲き」と言われてしまいます。
最近、少し上級生になってからの就任が増えたように感じますが…まだまだ少数です。
ましてや、トップ娘役になれるのはトップスターのような明確な何かが少ないように思います。
順当に行く時もあれば、「えっ！？」と思うような時もある。
まさに「水物」なのです。
そういう中で、任期が長いということは、誰かが涙を流すことになるのでしょう。
路線と呼ばれた娘役さんは、本人もファンも「トップ娘役」を意識することでしょう。
それが叶わないと思い始めたら何とも言えないよね…。
でも、若くして就任しても経験を積むと、どうしても出てくるのが「貫禄」や「風格」です。
演目や相手役によるだろうけれど、「貫禄」が必要なトップ娘役の配役はあまりないと思う。
こういう役は、上級生娘役だったり、専科の方が担うものだと思うから。
星風さんはトップ娘役には「適任」だと舞台を見ていて思います。
歌・ダンス・お芝居・お慕い（芸）・受け答え、「トップ娘役」として求められるであろう要素は兼ね備えている。
私の好みは「新進気鋭」と呼ばれるタイプで
いわゆる「正統派・優等生タイプ」はそこまで好みではありません。
分野別にみれば
歌は真彩希帆さん
ダンスは愛希れいかさん、潤花さん
お芝居は華優希さんが好みでした。
真彩さんの歌声、キーの高低差に限らず安定していて聞いてて気持ちよかったです。
愛希さんと潤さんのダンスは、手足の長さを生かしたダイナミックな感じが好きでした。
華さんは、演じているというよりも「役がそこに生きている」という感じが大好きでした。
今までお慕い芸もありだと思っていたけれど
潤さんを見てから「これが本当のお慕いか！？」と思うようになりました。
個人的に思う、歌・ダンス・お芝居・お慕い（芸）・退団のバランスが1番良かったのは
咲妃みゆさんです。
現役時代、咲妃さんはもっと役に恵まれてもいいと思った程です。
１作くらい残って望海さんと組めればミュージカル作品が出来たのでは？とも思いますが
早霧さんと一緒に卒業されました。
同時就任・同時退団がいいわけでもない。
同時就任しても、それぞれが「今だ」と思ったタイミングで卒業できるのが1番だと思っている。
トップ娘役の退団時期はトップスターよりも難しい。
想定していた時期より早いと惜しまれて、長いと「ようやく」という風に思われる。
進退でいえば、星風さんのほかに気になるのは海乃さんである。
研11でのトップ娘役就任、大劇場公演4作は決まっている。
キリがいいタイミングでいえば、大劇場公演5作目での卒業である。
海乃さんの経歴って輝かしいよね。
バウ公演、東上公演のヒロインの数はなかなかです。
『IAFA』での階段降りは別格扱いだったので、衝撃を受けました。
でも、月城さんは複数の相手役を組むというイメージがなくて
もしかしたら月城さんと同時退団をするのかな？とも思っています。
月城さんが大劇場5作で卒業というのは想像がつかないけれど
トップになってからの演目をみると、バラエティーに富んでいて面白いと思っている。
ビジュアル・ポスターにもはずれがなく、申し込み回数を考える演目がほぼなかった。
潤さんの退団があまりに潔かったために、他組のトップ娘役さんが気になってしまいます。
トップコンビとしての時間はそれほど長くはないけれど、過ごした時間の濃さを感じました。
あとは幸せそうな雰囲気がすごく伝わってきたから。
周りがとやかく言うことではないけれど
ご本人たちにとってベストなタイミングでの退団発表であることを望みます。