東京公演、全日程…完走おめでとうございます！
大劇場公演はかなり悔しい思いをされたと思います。
だけど…東京は完走です。
今日の日を無事に迎えられて本当に嬉しいです‼
観劇したのは9月中だったので久しぶりの『グレートギャツビー』です。
3回目の上演。
過去、2回は見たことがなかったけれど
初演→お芝居とショーの2本立て、再演→日生劇場公演
3回目の今回は、大劇場公演1本ものということで、深堀された場面もあったはずです。
個人的には、登場人物や人間関係が分かりやすかったので見やすい公演でした。
ギャツビーさんを約3時間、見ていられる幸せ感がありますしね。
デイジー（＠海乃美月）と再び再開するまでのギャツビー（＠月城かなと）は
一歩間違えれば…ストーカーです（SNS巡りをしていた時に見かけた単語です）
だけど、2幕からは…どんな時でもデイジーの幸せだけを願っている男性です。
マートル（＠天紫珠李）からの事故からウィルソン（＠光月るう）との対峙するまで
デイジーのことだけを心配していた。
ギャツビーは最期の瞬間まで、デイジーが事故を起こしたという真実が明るみになることを心配していた。
拳銃を剥けられている状況ですら、デイジーが心配なのである。
走馬灯の場面、一瞬…映画を見ているように感じました。
眼医者の看板（神の目）が怖くもあり、効果的である。
配信だと、よりそういう風に感じました。
セットも豪華で丁寧に作られていて、映像も効果的に使われているおかげで
配信でも十分楽しめました‼
見るたびに、話の深さに驚かされます。
大劇場1本ものしか見ていない身からしたら
これを90分や小劇場バージョンでまとめているのが信じられない。
すっごく凝縮しているように感じる。
精神的にしんどそうに感じます。
フィナーレ。
娘役さんに囲まれた月城さんのお顔が柔らかい。
夏月さんと晴音さんとの絡みでは会場から拍手が沸く。
思わず涙が…。
デュエットダンス。
素敵です。
派手な大技があるわけではないけれど、動きがとても綺麗で…うっとりします。
今回の退団者3名は娘役さんでした。
また…月娘が去っていきます。
夏月さんと晴音さんは、初めて月組を観劇したときからいらっしゃったので
次の大劇場公演からお二人がいないというのは不思議な感じがします。
晴音さんで印象に残っているのは
『ロミオとジュリエット』の新人公演・乳母役。
あのソロです。
映像でしか見ていないけれど、歌声がとっても綺麗で、「歌がうまい娘役」という風に覚えました。
『1789』のソレーヌ。
役替わり公演ではあったけれど、トップスターが演じる・ロナンの妹役であり、ソロの場面がある。
階段降りも同じソレーヌを演じた花陽さんと男役さん（誰か忘れました）と3人で
真ん中を降りられていました。
『エリザベート』のリヒテンシュタイン侯爵夫人
それまで、リヒテンシュタイン侯爵夫人はゾフィーの味方（腰巾着的な）だと思っていたのに
晴音さんのリヒテンシュタイン侯爵夫人を見て「そういう訳ではない」と思った。
厳しさと優しさを感じて、ちゃんと皇后として扱っているように感じました。
晴音さんは、副組長とかになられるのかと思っていた。
歌えるので、組を支えることは出来るし
上級生が少ない月組では貴重な上級生さんだったので…。
お花をもらうとき、同期生からで輝月さんからお花を受け取り、月城さんも寄ってきた。
月城さんと輝月さんに囲まれた晴音さん、とっても幸せそうでした。
輝月さんとは、配属は同じ月組生だったので専科生としてこの公演に参加されたのが本当に嬉しい。
副組長の夏月さん。
21年間、お疲れさまでした。
最初、男役志望だとは知りませんでした。
夏月さんは、『DRAGON NIGHT』のMC場面で、白雪さんとの並びが印象に残っている。
あとは『Forever LOVE』の「愛の賛歌」。
「愛の賛歌」がああいう感じにアレンジされることにビックリしました。
佳乃百合香さん。
可愛らしい娘役さんでした。
声が娘役さんらしくてね。
月城さん、夏月さんと晴音さんの背中にずーっと手を添えられていて
一体感を感じました。
月城さんの挨拶からも、東京公演の完走は本当に嬉しかったんだと思います。
すっごく伝わってきました。
今の月組の良さが配信からも伝わってきます。
今の月組は本当に好きです。
次回の大劇場公演の先行画像がアップされています。
禁酒法時代のアメリカから、平安時代に変わります。
これまた楽しみです。
トップコンビの全国ツアー公演と鳳月さん主演の東上公演
どちらもライブ配信があると嬉しいな～