闇夜照らす光たち
*~*~*ありんこ童話館(赤いスポーツカー11)*~*~*
家に着くころには
雨もすっかりやんでいました。
「どうだった」
「大丈夫だった?」
心配して待っていたダンプカーとショベルカーとブルトーザーが
聞いてきました。
「うん、無事男の子の赤ちゃんが生まれたよ」
「よかったぁ、よかった」
安心していっきに疲れが出て
ぐうぐうぐうと
あっと言う間にみんな眠っていたのです。
朝起きると
「あはははは」
「どろんこだね」
「みんな、おんなじ、おんなじ」
ダンプカーもショベルカーもブルトーザーも
そして赤いスポーツカーも笑いました。
どろどろでだれがだれだかわからないぐらいでした。
「不思議だね、なんだか気持ちいいね」
「ほんとだね」


